対象:イメージコンサルティング
仕事柄、真夏日もスーツで仕事をしています。
お客様に接する際に暑苦しい印象を与えたくないのですが、
真夏でも好印象を与えられるスーツの着こなし方はありますでしょうか。
素材や形の選び方、ほかにも工夫できることがありましたらご教授ください。
よろしくお願いいたします。
zeptさん ( 東京都 / 男性 / 34歳 )
回答:4件

深井 学
パーソナルスタイリスト
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「重さ」に注意してコーディネート
こんにちは、パーソナルスタイリストの深井です。
真夏日のスーツはご自身も見る方からも暑苦しく見えがちですね。
しかし、ちょっとした工夫で好感を与えられるものになります。
まずポイントは「主張性の強いものの面積を減らす」
例えば
●濃色(黒、ダークネイビー)は白地の柄の入ったものを
見るからに「重い=暑苦しい」色は白など爽やかさを彷彿させる色と
組み合わせて使う。
※カラードストライプは遠目では柄の色が地の色にぼやけて
無地に見えるのでどちらかと言えば白がお奨めです。
代わりにグレー系やライトネイビーのスーツを使うのも〇
●柄目もさっぱりと
チョークストライプなどの主張性の強いものは
上記と同じく「重い」。ピンストライプなどをチョイス。
チェック系は淡い色目のスーツであればグレンチェックのような
強いタイプでもOK
●光沢感にも注意
サテンのような光沢の強いものも「重い」。サラッとした風合いのものの
ほうが爽やかに演出できます。
●素材
スーツにはコットン系もよいですが、サマーウール(薄手の通気性の高い織のもの)
のほうが着用時には清涼感があります。
また、クラス感を出すには『夏のカシミア』モヘアの入った素材も◎。
清涼感と品のある光沢があります。
リネンのシャツなどを使うのも善いでしょう。
●形
ダブルブレストや3つボタンなど、一番「重い」スーツの面積が広くなる
ものより、胸元に解放感のある2つボタンのスーツがお奨めです。
また、ピークドラペルやワイドラペルのような主張的なものより
抑え目なデザインのほうが暑苦しさは軽減されます。
上着丈はヒップラインをやや割るくらいにしておくのもお奨めです。
軽快感が出ます。
補足
「量感」という見た目の重さに意識してみて下さい。
重さはそのパーツの色、柄、素材、形によって決まります。
簡単に言えば
濃い、ぶ厚い、(主張性が)強いは重く
淡い、薄い、弱いは軽い
重いものは温かさを加味し(秋冬にはこちらがお奨め)
軽いものは涼しさを加味します。(春夏にはこちらがお奨め)

徳永 美佳
マナー講師
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夏は清潔感
お仕事で夏もスーツ大変ですよね。お疲れ様でございます。
実は男性の着こなしについては自信がないので、モデルをしている主人に聞いてみました。
夏のスーツで一番注意することは、素材がシワになり易いため、『ピシッと感を』出すことだそうです。
その為には、
・毎日のプレスをしっかりすること。
・いつも以上に姿勢に注意すること。(姿勢一つでピシッと感がかなり違うそうです。)
・汗のにおいに注意すること。(場合によってはきつくない程度の香りをつける。)
を気をつけてみて下さい。とのアドバイスでした。
また、インナーもさわやかなブルーでまとめることで相手に清涼感を与えます。
お顔の汗もお相手に暑苦しさを与えたりしますので、お相手に会う前に、首元に冷たいスプレーをシュッとひと吹きするだけで、汗がスーッとひくそうですよ。
是非お試しください。
臭い対策では、ハンカチにさわやかな香りをスプレーしておくと、ふいた時にもいい香りで自分もお相手もさわやかですね。
これからが夏本番!さわやかに乗り切りましょうね!

澤田 まさき
イメージコンサルタント
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真夏のスーツにオススメの素材は?
クールビズが浸透してきているとはいえ、やはりお客様にはスーツにネクタイでご挨拶したいものですよね。
まずは素材の選び方ですが、下記の3つがおすすめです。
・ポーラー
イギリスではフレスコと呼ばれる夏様スーツの代表生地です。
平織りで目の粗いサラッとした肌触りが特徴の生地で、梅雨の時期や真夏の湿気のある時期に最適です。
・トロピカル
もともとは熱帯地域用に織られていた、酷暑用の生地です。
縦、横に梳毛糸を使った平織の生地で、目が粗く風通しが良いです。
背抜きの場合は、かなり透けて見える為注意が必要です。
・モヘア
モヘアとはアンゴラ山羊の毛のことを言います。
繊維が細く、長く、耐久性にすぐれ、美しい光沢感が特徴の生地です。
吸湿速度が速く、外気の湿度に強い為、高温多湿の日本では好まれます。
形の選び方は、与えたい印象によって、スタイルも変えるべきですが、
好印象を与えたいという事であれば、まずは身体に合った(余分なゆとりの無い)
スーツであれば大丈夫でしょう。
夏のコーディネートのポイントとしては、ニットタイや、麻素材のネクタイ、リネンチーフ等で爽やかさを演出されてみてはいかがでしょうか?
補足
弊社では、上記の様なニーズにお応えする「パーソナルオーダー」というサービスを行っております。
宜しければ併せてご参照ください。
【パーソナルーダー概要】
http://www.amener.jp/ordermade/index.html
【正しいスーツの選び方】
http://www.amener.jp/ordermade/ideal.html

藤本 梨恵子
研修講師
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移動時間にも工夫を
こんにちは、パーソナルカラーアナリストの藤本梨恵子です。
スーツはイギリスから日本に伝えられました。
イギリスは夏でも日本程は蒸し暑くないので、夏でもスーツでもいいのですが、形だけ取り入れた日本としては、夏のスーツは暑いですよね。
夏のスーツの素材としては、ウールトロピカルがオススメ。
モヘアトロピカルの5倍程、通気性がよく、涼しいスーツの代表です。
色は黒など重たく、光を吸収してしまう色は、より暑さを増してしまうので、避けたほうが無難です。
シャツに、白、ブルーなど涼しげに見える色をプラスすることで、相手にも、爽やかな印象を与え、
自分も心理的にも涼しく感じる工夫を。
そして、もう一つ大切なことは、お客様に会いに行く時の時間です。
時間ギリギリに待ち合わせ場所についたのでは、移動中の暑さで汗が吹き出てしまいます。
少し早めに行き、トイレや涼しい場所で汗を拭き、涼んでおくと、汗も納まり、お客様に
暑苦しい印象を与えずにすみます。
このように、素材や色はもちろん、普段の行動も工夫することで、好印象を生み出せますのでは、
是非、頑張って夏を乗り切ってください!
補足
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