対象:お金と資産の運用
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初めまして。
現在32歳の独身です。
3年前に一身上の都合から仕事を辞めまして、それ以降貯金の100万円を元手に、日本株式の短期売買で生計をたて、現在2000万円の保有資産があります。
株の売買を始めた時期がたまたまよかっただけで、やはり短期売買はギャンブル的な要素が強いので、今後は中長期投資で資産を増やしていきたいと思っています。
現在のポートフォリアは、新規5年円定期預金500万、日本株250万、ベトナム信託200万(3年後償還)、VISTA投信200万(10年後償還)、香港メインボード株200万、NZMMF200万、日本株式の短期売買資金450万円となっています。
償還期限があるもの以外は、よほどのことがない限り持ち続けようと思っています。
そこで質問なのですが、現在のポートフォリア診断と、60歳時点(27年後)に6000万円の資金を作るためのアドバイスをお願いします。
国民年金があてにならない今、老後にひっそりと80歳まで年間300万円で暮らすためにも最低6000万円は必要ではないかと思います。
現在の生活費が年間180万円ですから、300万でも十分かなと思いこの数字にしました。
今現在考えているのは、株式の積み立て長期投資(配当利回りをあてにした複利投資)で資産を作るか、個人型確定拠出年金を利用した投信への積み立てで資産を作るかの二つです。
毎月の積み立てにあてられる金額は3万円から4万円の間です。
この他になにかよい資産運用の方法があれば教えてください。
現在、一切の借金、ローンはありません。
また今後結婚はしないものとしてお考えください。
トッシーさん ( 兵庫県 / 男性 / 32歳 )
回答:6件
ご質問への回答です
トッシー 様
バームスコーポレーションの杉山と申します。
ポートフォリオは、株式偏重のポートフォリオになっています。リスクとして考えられるのは、世界的な景気後退になったときのシナリオです。
米国株式市場が軟調->新興国市場も軟調に-->新興国投信値下がり
投資家リスク回避-->キャリートレード縮小-->円高に-->NZMMF値下がり
となるのが最大のリスクのように思えます。
これを避けるために分散投資です。時折、「新興国で分散投資しているから大丈夫」ということを聞くことがあります。しかしこれは分散投資になりません。値動きが関係ない(願わくば反対の)資産を組み合わせるから分散投資は意味があります。
そういった観点からいえば、債券(国債)と代替投資商品を加えるとよいでしょう。
2つ目の質問ですが、結論から言えば、個人型確定拠出年金がよいでしょう。
現在の資金を別にして、積み立てで資金を準備するのなら、できるだけ余分な出費の少ないものよいでしょう。余分な出費とは、税金と手数料です。
配当を前倒しでもらえばもらうほど、税金を早い時期に納付することになります。
逆に、確定拠出年金では、税金の支払いを先に延ばすことができます。大きな違いになります。
同じ意味で、生命保険会社の定額個人年金保険を利用するのもよいと思います。こちらも一定の条件を満たせば、税制上のメリットを享受できます。
シミュレーションツールを無料で提供していますのでよろしければご利用ください。
こちらです。
回答専門家

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投資信託も悪くないですよ
トッシーさん、初めまして、小出と申します。
トッシーさんのプランをもとに今後の資産運用を考えますと、例えば現在お持ちの2千万のうち1千万と毎月3万を運用にまわして仮に5%複利の運用ができたとした場合、25年後には1千万が約3千3百万、月々の積立分が約1千7百万となります。
お持ちの残り1千万とあわせれば6千万となります。
その方法としてはおっしゃるように株式の積立や個人型確定拠出年金も悪くはないですが、株式積立の場合は多分日本株式を想定されていると思うので、分散という意味では偏ることになります。
また現在の個人型確定拠出年金は商品が選択できるほど揃っていません。
それら以外にも長期投資に向いている投資信託で運用されてはいかがでしょうか。
株式型の投資信託を国内外に分散して購入していけば、目的達成も難しいことではないと思います。
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きめ細かい分散投資。
トッシー様
FPの岩川です。はじめまして。
ご質問の「現在ポートフォリオ診断」ですが、
世界の市場規模から見ると、アジア市場は25%程度(うち日本は15%弱)です。
世界の運用のプロから最も注目されている、カルパース(米国カリフォルニア州年金基金)の資産配分でも新興市場への配分は10%もありません。
トッシー様は、アジアの成長を期待していることから、ポートフォリオを作成したと考えられますが、日本のバブル絶頂時に、10年以上の低迷を、誰も「予測」できなかったことを常に忘れずにポートフォリオを考えるべきだと思います。
どのタイミングにおいても、上がるか下がるかは予測できないはずです。
「予測」できないからこそ、運用のプロは、ポートフォリオを組み、資産配分を常にコントロールしているのではないでしょうか。
「60歳時点(27年後)に6000万円の資金を作るためのアドバイス」ですが、
上記のカルパースはこの20年の年平均収益率は10%を超えます。
年平均10%複利で1000万円が10年で2.5倍の2500万、20年で6700万です。
カルパースで検索すると、興味深い情報が得られます。参考にすると良いでしょう。
資産を安全、確実に殖やすには、「時間」をかけることです。
27年の運用期間があれば、上がる可能性に賭けるリスクの高いポートフォリオを作成しなくても良いのでは?世界経済の成長リターンを目的に、市場規模に応じて、きめ細かい分散投資、ポートフォリオを考えれば、十分目標は達成できると思います。
回答専門家

- 岩川 昌樹
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
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お客さんごとに異なるライフスタイルやリスク許容度に応じて、オーダーメイドの資産形成サービスを提供しております。資産形成を始めてみたいが、何から手を付けたら良いか解からないという方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
一時投資と積立投資の対象商品を検討しましょう!
トッシーさま、こんにちは!
国際フィナンシャルコンサルタントの荒川雄一です。
私は、投資アドバイザーとしてのスタンスで回答したいと思います。
まず現在のポートフォリオで問題と思われるのは、非常に価格変動性が高いということです(いわゆるリスクが高いポートフォリオになっています)。また、新興国マーケットへの比重が高いため、各投資商品の相関性も高いことが想像できます。
トッシーさんの投資目的である「60歳時に6000万円」に対しては、“取らなくてもよいリスク”を取られていると思われます。
私は、外貨による「国際分散投資」が専門のため、金利水準の高い外貨による運用をお薦め致します。
将来の円高を想定したとしても、海外の安定したヘッジファンドや不動産ファンドを用いて、手堅く年率10−12%程度のポートフォリオを構築することにより、為替リスクを十分吸収することが可能です。
次に、積立投資については、ある程度価格変動性の高い投資信託や海外ファンドの積立をお薦めします。
20年以上の運用期間があるため、これから経済成長していくような新興市場などを用いても面白いと思います。
結論的としては、
1.現在の価格変動性の高いポートフォリオを安定運用を目指したものに変更する。
2.積立投資については、ドルコスト平均法を用いることが出来るので、逆に価格変動性の高い投信やファンドで積立を行う。
ことが宜しいかと思います。
一時(一括)投資と積立投資では、投資できる回数(タイミング)が違うので、対象となる金融商品が全く違ってきます。
その当たりをよく検討された方が宜しいかと思います。
外貨による「国際分散投資」にご興味があるようでしたら、一度HPをご覧ください。一時投資と積立投資の情報も掲載しておりますので、ご参考としてください。
http://www.ifa-japan.co.jp/
回答専門家

- 荒川 雄一
- (東京都 / 投資アドバイザー)
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
世界中の優良ファンドを用い、貴方だけの運用プランを提供します
信頼性や人間関係を重んじながら、「海外分散投資」のコンサルティングにおいて、“末永く”お客さまをサポートしたいと考えております。単なる金融商品の紹介ではなく、お客さまの「人生設計」に合った“あなただけのオリジナルプラン”をご提供いたします。
荒川 雄一が提供する商品・サービス

吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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セオリーとの比較と現物への投資例です
トッシー様 初めまして。CFP®の吉野充巨です。20倍という良好の成果を出されての方針変更、良いご判断と感じ入ります。
1.資産配分(アセットアロケーション)からのアドバイスです。
現在のポジションは現預金47.5% 日本株式12.5%、外国債券10%、外国株式30%に成っていますが、5年以上の長期投資として考えたときには、現預金、日本債券、外国債券、外国株式の均等配分、リスク・リターンで優れているとされています。(イボットソンのデータ、先週の週刊ダイヤモンド記事等) この観点から国内外の債券に資産を移動するようお勧めします。
また、エマージング諸国への投資が加重と判断します。此処数年は伸張著しいものがありますが、やはりリスクが高いので、全体の10%未満が適していると考えます。欧米やオーストラリアなどの先進国への配分をお勧めします。
2.ポートフォリオの判断です。
リスク・リターンとコストの観点から、債券も株式も現物を購入するか、インデックスファンド(出来ればETF)をお勧めしています。その点NZMMFは為替リスクとリターンを考慮すると米国債、ユーロ圏国債、豪州債等国債をおすすめします。
長期的コストから、ベトナムやVISTAは、NYSEのETF類、例えばエマージング指数連動ETF、日本を除くアジア指数に連動するETFや先進22カ国に連動するEAFE、勿論QQQQ等アメリカの指数連動ETFへの買換えを強くお勧めします。
毎月積立は、国内債券は3ヶ月に1度の国債購入、他はアセットクラス夫々のインデックスファンドをお勧めします。
毎月3万円で5%の複利の運用で28年後は約2200万円、同じく2000万円を5%で運用すると約7800万円で60歳時には合計1億円に到達します。
宜しければ私のホームページに資産配分やETFを掲載しています。参考としてください。
http://www.officemyfp.com/assetclass-1.html
http://www.officemyfp.com/ETF-1.htm

かやはし 陽子
ファイナンシャルプランナー
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長い人生、ライフプランを考えられた上で、運用を。
トッシー様。はじめまして、かやはし陽子と申します。
兵庫県にお住まいなのですね。
遅ればせながらですが、
運用結果から、相当多くの情報等を収集色々勉強されていらしたようですね。
本題ですが、ご参考まで。
退職後の少しゆとりのある生活費約26万、必要生活最低額約24万、ゆとりある老後の生活費約38万とあります。
トッシー様にとって
必要生活費6000万目標額!の運用ですが、
短期売買資金等450万と定期500万から“備えの資金”として約100万(6ヶ月分)取除き、その中から
投資信託 長期保有前提で平均7〜8%の運用で試算、
月4万積立、27年、7%として→¥38284716
元本500万を27年、7%として→\31,069,338
合計¥69354054。十分に目標額は達成できるものだと思われます。
又個人型確定拠出年金での運用ですが商品が少ないとは言え、
掛け金が全額社会保険料控除の対象、年金として受取る場合、公的年金等控除、一時金で受取る場合、退職所得控除が適用。これらの税制優遇をも考慮の上、ご検討されて見られてもいいのではないかと思います。
後の資産を如何に運用するかの点ですが、
ライフプラン上、6000万達成可能な状態ですから
27年の“時間”により、トッシー様の今日までの十分な経験知識等により、リスクとリターンを認識、許容できる範囲での運用を十分に出来る状況であるかと思います。
しかし、まだまだ先の長い人生です。これからどういった人生であるか、
人生、どなたにおいても確約できるものではありません。
1年後に結婚ということもあり得ることでしょうし
60歳には60歳の豊かなライフスタイルに、“ひっそり”とはいかない生活を
されているかも知れません。
ご自身が結果、納得される人生とする為にも、そういった将来もあり!とした前提で
ライフプランをお考えになられることも一つの考え方として必要ではないかと思います。
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