対象:造園・ガーデニング
家が3月に新築し、庭に芝生や樹木を植えようと考えています。
現在の庭は、雑草(特にスギナ)が生えており土も粘土質で水はけが良くありません。
そこで、土をある程度の深さ(水はけが良くなる)まで掘り、その土に腐葉土などを混合し、土壌改良しようと考えています。
そこで、この場合の作業の進め方として、現在の雑草を除草剤で枯らしてから行った方が良いのでしょうか?また、土壌改良の肥料のやり方などもアドバイス頂けますと、ありがたいです。
全くの素人です。よろしくお願い致します。
ハタケさん ( 山形県 / 男性 / 33歳 )
回答:5件

久志 晋司
エクステリアコーディネーター
9
スギナの除草 粘土質の土壌改良について
はじめまして、有限会社 リーベワークス 久志(ひさし)と申します。
新しい住まい、休日の過ごし方にも夢がありこれから楽しみですね。
スギナで悩まれている方は非常に多いです。そして粘土質の土壌を改良するという点では二つの悩みを同時に解決する必要があります。
■ スギナについて
液体状で濃度を調整できるようなタイプの除草剤で、根元まで浸透するように除草します。商品によっても異なりますが、散布後に雨が降ると枯殺効果が弱まるものもあります。
(お奨め商品:ラウンドアップマックスロード)
■ 粘土質の土壌改良について
粘土質の土壌を改良するには、腐葉土、堆肥、パーライト、川砂などを混ぜるのが良いです。掘り下げてから固まった土を砕き、上記を混合します。(あわせて枯らした根を排除)
ただし土壌改良しようとしている面積があまりにも広い場合、個人の方で全面的に手をいれるのはお奨めできません。庭を楽しむ前に、体がくたくたになってしまいますよ。
■ アドバイス
実体験ではユンボ(重機)を使いながら深さ50cm位の土壌改良+スギナ除去を行なったことがありますが労力ばかり消費して、効率的とは思えませんでした。お考えの容量によっては、最寄の造園業者様に相談して、完全に入れ替える事も検討してみてはいかがでしょう?
参考になれば幸いです。
有限会社 リーベワークス
久志晋司(ひさし しんじ)
評価・お礼

ハタケさん
早速のご回答ありがとうございます。
作業順番は雑草の除去⇒土壌改良のようですね。
広さは100平米程あります。工務店に聞いたところ家の基礎工事の際、40~50センチ程掘ったときは、水はけの良い層では無いため、もっと掘る必要があると言われました。
造園業者にも相談してみようと思います。
ありがとうございました。

久志 晋司
ハタケ様
早速のご返答ありがとうございます。
説明不足でしたが、手順は下記の通りです。
1.除草材散布
2.除草材の浸透期間は保留
3.枯殺後に掘削、土壌改良
水はけが悪い事によりどのように困っているかによっては、土壌改良よりもレンガや石材などで舗装したほうが良い場合もあります。お庭全体のプランも同時に考えられ、造園業者様に相談してみてください。
ありがとうございます。
有限会社 リーベワークス
久志晋司(ひさし しんじ)

佐藤 紘子
ガーデンデザイナー
2
庭づくりは土づくりから!!
せっかく芝生や樹木を植えても、後から後から雑草が・・・・
そんなお庭になってしまってはとても残念です。
スギナは酸性土壌を好みます。石灰などをまいて中和すると、次第に勢力が衰えます。
しかし、100%根絶はなかなか難しいのが現状。
お庭の広さにもよりますが
一度全面的に掘削して、表面の土を除去。
その後、新規の土と、バークたい肥、パーライト、バーミキュライト等の改良材
草花を植える場所には赤玉土等を混ぜ込むこともお勧めします。
掘削した際に、可能であれば、既存の土をふるいにかけて、スギナの根を取り除くことも重要です。
粘土質との事なので、場合によっては暗渠排水も必要になるかもしれません。
お近くの専門家に現状を見て頂くこともお勧めします。
少々金額はかかるかもしれませんが、初期段階での投資は重要だと考えます!!
評価・お礼

ハタケさん
回答ありがとうございます。
スギナの根絶は、やはり難しいんですね。
また、土も新しいものと入れ替えした方が良いということですね。
暗渠排水もとなると、お金がかかりますね。
検討してみます。ありがとうございました。

小林 勝郎
エクステリアコーディネーター
-
土壌改良よりも
はじめまして、ハタケ様 コルツ小林でございます。
雑草については皆さんお困りのようです。私は毎週末住宅展示場にて「外構お庭の相談会」を開催いたしておりますが、http://colts.b2p.jp/blog/index.html このお話が本当に多いです。
さてこの工事につきましては、技術と労力を考えて素人の方には大変難しく、プロにお任せいただくことをお勧めいたします。
作業として考えられるのは2つあります。
1つ目は植物を植える方法です。これは雑草を刈り込み、除草剤を撒き、川砂と腐葉土、堆肥などを混ぜるのやり方です。ここでは重機を使います。どれぐらい掘るかは状況によります。
ですが、その状況によってですが上記の土壌改良よりも、経験上土を入れ替えた方がよろしい場合の方が多いです。
2つ目は植物部分を少なくし、自然石、化粧砂利、レンガ・タイル等でお庭を形成していく方法です。こちらは雑草の悩みは解決いたします。
現在は後者を望まれることが多いです。
ご参考にどうぞ。
評価・お礼

ハタケさん
回答ありがとうございます。
どちらかというと、私としては2つ目にご提案のありました方法が好みです。
雑草の手入れも簡単そうですし。(妻や、双方の母親に確実に反対されますが・・・)
ただ、その様な方法もあるのですね。検討してみます。
ありがとうございました。

加藤 正樹
エクステリアコーディネーター
1
まずは排水対策を優先されてはどうでしょうか
粘土質の地盤で水捌けも悪くお困りで大変ですね。ご質問への直接的な回答ではありませんが過去の経験からお話しさせていただきます。参考になれば幸いです。
土を掘り返し土壌改良されたいとのことですが根本的な排水対策を施さない限り費用対効果はあがりません。更に面積から計算すると土の入れ替えは数十万円になります。
粘土層がある限り土壌改良しても雨水は地中に溜まるだけ早晩スギナは復活します。毎年除草剤のお世話にならなければなりません。
このようなケースでは私はまずお客様に集水枡の設置をお勧めします。今回の場合形状にもよりますが最低3ケは必要です。放流先として建物回りの雨水枡に接続します。予算に余裕があれば表面を10センチほど削り山砂を入れ水が流れるように勾配調整すればいいでしょう。断言は出来ませんが残土処分せずに山砂搬入し勾配調整で済む可能性もあります。その場合重機+手元作業員1人で1日あれば完了し山砂代金を含めても10万円以下で可能です。 必要ならドレーン(暗渠)を設けても良いでしょう。
降雨時の表面排水ができれば土地の湿地化は防げスギナの抑制につながります。
逆説的な表現ですがスギナ自体は「弱く」良好な環境では他の植物に追いやられ条件の悪い場所(湿地帯)へ移動します。水捌けが良くなれば他の雑草が進出しスギナが目立たなくなります。
集水枡の工事は数万円で出来ますのでまずは排水対策をされてはどうでしょうか。
評価・お礼

ハタケさん
ご回答ありがとうございます。
排水対策はした方が、良さそうですね。粘土層も深そうですし。
そうなんです、費用対効果が無ければ意味ないのかなと。
検討してみます。ありがとうございました。

井上 享
建築家
1
土壌改良と除草剤について
ハタケ様新築おめでとうございます。建築設計工房の井上と申します。
庭全体の植栽計画をして下さい。植栽する箇所が決定すれば、その箇所を耕し腐敗土等と混合して10cm程度盛土します。水はけが良くなります。スギナや雑草は抜かず一緒に混ぜてください、土中で腐敗します、地面から出た部分のみ抜きます。盛土箇所はレンガなどで囲むと良いです。植栽以外の場所に除草剤(顆粒の物)を蒔いて下さい、雨で浸透しますし効果が長く続きます。
通路や植木鉢を置く箇所は敷石やレンガを敷詰めます、下に砂を敷いてください。雑草は生えにくくなります。費用も安く家族で出来ます。
評価・お礼

ハタケさん
ご回答ありがとうございます。
植栽計画がまだ立っていませんので、立てかた次第で費用を抑えられそうですね。
大変ですが、これから考えたいと思います。
ありがとうございました。
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