対象:英会話
広山 祐子
英語講師
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英語を習わせる目的は何?
okikioさん、こんにちは!
世の中にたくさんの情報が行き来するこの時代、本当に一人のお子様を育てることは大変ですよね。でも大切な役割ですよね。子育て最中のお父様お母様を心より尊敬いたします。
さて、幼児の英会話についてですが、2才から7才までネイティブスピーカーの講師から学ばれたとの事ですが、その時間数については、1レッスンが1時間として週1回でしたら、月に4時間、年に48時間、その5年間として5倍の240時間(10日間)です。
その延べにしてわずか10日間がクラスで英語にふれていた時間ですね。
こう考えると、教える側からすると1レッスンの重みを感じ、どんなに練りに練った効果的なカリキュラムが必要か、また熱心な講師が必要かと思います。
本題の何のために英語を勉強させたいのか?の目的が、okikioさんの「海外旅行で、会話が出来るようになれたら」、「単語や文章力も確実に伸ばしたい」ということでしたら、やはりリスニング、スピーキングを中心としてとりかかるのが大切だと思います。
お子様の年令では聴覚が良いので、ネイティブスピーカーの良い発音に触れることによって、それがお手本となり、良い発音での発話ができるようになります。
また、日常英会話と一般的に言ってしまいますが、実は相手の話を聞き、それにどう応答するか考えながら表現しなければいけません。
これは英語に限らず全ての言語は、意思伝達のためにある大切な道具ですね。
ですから、日常英会話と言っても結局は、決まり文句を並べるのではなく、総合的な英語力を身につける必要があります。
いろいろな勉強方法がありますが、そのような大きな目標にチャレンジするのですから、見通しを持った良いカリキュラムと熱心な指導講師を探すのが大切です。そして、地道な継続が道を開いていきます。
日本の英語教育の是非については、かなり長い間討論されてきています。しかし、現状はあまり変化なく、東南アジアでも英語力は最下位。また、日本語、韓国語、中国語などは英語の言語から一番共通点を見出せない言語構成になっています。ですから日本語を母国語とする日本人にとっては、英語の発想法や発音などの点で習得に難しさを感じてしまうのですね。
でも、本来、言葉はコミュニケーションの道具ということで、世界の共通語として活かすことを目的に勉強することが大切だと思います。
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