対象:不動産売買
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高橋 正典
不動産コンサルタント
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後見人の動き
はじめまして。バイヤーズスタイルの高橋と申します。
早速ですが、確かに後見人のついた案件では、売買契約に通常以上の時間を
要する場合が多いのが現実です。
ご指摘の、後見人の動きが果たして著しく売買契約の成立を遅らせているて
いるか否かの判断は、とても難しく立証も困難です。
但し、当然に後見人は依頼人の不利益になるような行為はしてはならないの
で、意図的に契約を遅延させている可能性は低いとは思います。
ただ、心配なのは価格面でもっと好条件を出しそうな買主がいて、その回答
を極力待ちたい場合など、Tamm様にとって不利益となる可能性がある事由に
より、契約を遅らせている場合がまれにあることです。
もし、現在Tamm様が、購入に関する申し込み書を提出されているとしたら、
後見人より、例えば「売り渡し承諾書」なる書面を頂けると少しはリスクは
回避できますね。
勿論、この書面自体は、判例において、契約の成立を認めるものではないと
されているようですが、意思の確認をする上では一定の効果があります。
間に入っている不動産会社さんとも、今一度ご相談をされて状況をご確認
頂ければと存じます。
ご参考になりましたでしょうか?
この御縁がTamm様にとって、素晴らしきものとなりますよう願っております。
株式会社バイヤーズスタイル
代表取締役 高橋 正典
家を通して考えるライフデザイン
『住まいのコンシェルジュ』高橋正典からの贈り物
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
中古住宅を購入しようとしています。
売主側が成年後見代理人を立てていらっしゃるので、不動産屋さんを通して、その方と手続きを進めているのですが、代理人の弁護士の方が他の… [続きを読む]
Tammさん (山梨県/37歳/男性)
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