対象:ITコンサルティング
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導入コスト以外の検討状況はいかがでしょうか。
今回の御質問は主に導入コストに着目されておりますが、導入コスト以外での検討状況はいかがでしょうか。
システム統合の目的はなんでしょう。既存資産の保守の期限や保守料等はどうでしょうか。既存システムの不具合やユーザの不満はないでしょうか。業務のBPRや、マスタ統合の必要性はありますでしょうか。対象はビジネスプロセスが頻繁に変更になるような業務でしょうか。今後の接続先が増える等拡張性はどのように考えているでしょうか。流通するデータ量はどれくらいでしょうか。システムのパフォーマンスや可用性等の問題はないでしょうか。グローバルでの統合等含まれるでしょうか。利用者のITにリテラシー、新しいシステムへ変更することへの心理的な抵抗等は大きそうでしょうか。
EAIで既存システムを接続する場合、基本的に、開発期間も短く、導入コストを少なくすむことが多いと思いますので、既存システムについて、機能、パフォーマンス、保守費用等特に問題がなく、今後も利用し続けたい場合は有効な手段になると思います。
また最近はEAIは、BPMパッケージと呼ばれることが多く、業務プロセスの見直し等も同時に行うことでより効果が発揮できるでしょう。
以前はUnix環境で構築・運用するBPMパッケージがほとんどですが、最近は廉価でMSベース構築・運用するBPMパッケージもありますので、より安く、早く、ビジネスプロセスの変化に対応したい場合は非常によい手段になると思います。
一方上記のような様々な観点で検討した結果、既存のシステムの利用に限界が来ている場合は、新たにシステム再構築を検討するのも方法だと思います。
いずれにしろ、導入コスト以外の項目の検討結果も合わせて、貴社あるいは貴社グループの全体システムの統合方針を検討されることをお勧めします。また、ベンダ中立のコンサルタント等を利用し、ベンダの提案を客観的に比較評価することも、よりより結果につながるでしょう。
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