対象:リフォーム・増改築
渡邉 松男
建築家
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『確認申請提出と契約』
リフォームということで、完成後が楽しみですね。
いままでとは違った空間に感動されることでしょうね。
さて、容積率については文面だけでは判断しかねますが、
もう一つの質問については、
工事をしながら仕様、仕上を決めていくこともありますね。
そのやり方ですと、より現場に即した完成度の高い仕上を期待できますしね。
とにかく、工務店さんの進め方は一様ではなく、様々ですからね。
但し、リフォームは日常生活を進めながらの工事になりますから
予算についてや、作業を進める業者さんへの配慮などの
ストレスも小さくないですよね。
弊社の場合でお話すれば、設計相談から見積もり作業での段階で
法的確認(確認申請の必要性など)、空気環境、湿気具合、
既存住宅の耐震としての構造、仕様の確認を行います。
限界はありますが、床下や天井裏。
加えて、どうみても怪しいところは解体(一部)して現状確認に努めます。
その上で、リフォームの提案とそれに伴うお見積書を提出します。
もちろん、予測不能の分として(特に構造とシロアリ被害)の予備予算のお願いをします。
よって、『契約』をする段階では一旦、仕上や仕様が決まっています。
その後、実施設計ではそれをより具体化しますね。
ということで、工事着工前にはほとんどが決まっていることになりますね。
業者の立場からしても、あとで『そんなの聞いてない』とか
『払えない』なんてことにならない為にも、『着工前』での仕様決定は大切ですね。
最後迄、気持ちよくお仕事のお手伝いができたなら
なんて素敵なことでしょう。
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ぱるっこさん (東京都/38歳/女性)
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