対象:リフォーム・増改築
中舎 重之
建築家
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木造住宅と交通振動について
文面の2.5階と言うのは吾々の用語で言うスキップフロアの事でしょうか。当方の想像では中間にある場所とはカーポートの上にある場所と思われます。とすれば建物の構造と基礎において揺れても不思議はない場所です。特に車が出入りする間口方向は頑張るべき耐力壁が皆無と思います。基礎も奥行き方向には、それなりに存在しているのでしょうが間口方向には繋ぐべき基礎はなく、カーポートの土間コンクリートのみと思われます。当方の想像通りの形であれば、中間階は揺れます。交通振動に対する対策には、地盤に深く入った基礎(揺れに抵抗する重し)と、建物としての剛性(揺れに抵抗する耐力壁)を構築するしか方法が無いと考えます。完璧を期すならば、中間階と2階建て部分とを強く緊結する方法もありますが此の部分では高度な設計に基づく堅実な施工が要求されますので慎重に検討して下さい。
以上です。 2014.5.12 中舎重之
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この回答の相談
昨年9月に、建売住宅を購入しました。
幹線道路ではないのですが(13m程の)道路沿いの
一軒家です。
木造在来工法 2.5階建て(?) 1階はカーポートです
困っているのは、最… [続きを読む]
ちゃってぃ〜さん (北海道/39歳/女性)
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