対象:ペットの医療・健康
RE:家猫10ヶ月メスの横隔膜ヘルニアについて。
横隔膜とは胸と腹を分けている薄い膜で、呼吸のたびに前後しています。
横隔膜ヘルニアはこの横隔膜に穴が開いていて、肝臓、胃、腸などが胸のほうに脱出してしまう病気です。
これにより、正常な呼吸が妨げられたり、脱出した胃腸や肝臓が横隔膜に絞めつけられ機能不全が起こることがあります。
一般的に先天性の横隔膜ヘルニアは癒着が激しいことが多く、またお腹の容量も小さいため手術自体が適応でない場合が多いです。
ただし、脱出した臓器がきつく締め付けられていて腐ってしまう場合や内科治療で改善が見込めない場合は、命の危険を伴いますが、手術を行うこともあります。
どの臓器が脱出しているのか、血液の流れを妨げるほど締め付けられているのか、肝臓のダメージはどういう原因で起きたのか、吐き気の原因は胃腸の通過障害によるものなのか肝不全によるものなのかにより、治療は異なってくるかと思います。
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この回答の相談
10ヶ月になるメスの猫を飼っています。体重は1.6キロです。
ここ1ヶ月、急激な体重減少と食欲減退によりかかりつけの動物病院で検査をした所、
先天性の横隔膜ヘルニアだと判明しました。… [続きを読む]
マキコさん (埼玉県/28歳/女性)
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