対象:投資相談
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どちらが必ず有利ということはありません
コセゴン様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。
ほとんどの金融商品には、それぞれ、メリットとデメリットはあるものです。
毎月分配型が非効率と指摘される理由は、おもに税金のことだと思います。
毎月分配型は、分配回数が多く、その都度税金が差し引かれていきますが、年1決算型であれば、1年の期間ずつ、多少なりとも、税金分が複利で運用されていきますので、効率的といえます。
ただし、この話は、常に利益が出ている前提で考えた場合です。
利益が出ていなければ、税金は関係ありません。
一方、毎月分配型のメリットとしては、利益を早い段階で確定できるという点が挙げられます。
投資信託による運用は、ご存じの通り、条件が常に一定ではなく、時間とともに条件が変化していきます。分配せずにファンド内に留保し続けることによって、その間に、条件が悪くなってしまった場合は、早く利益を確定しておけばよかったということになります。
なお、保有口数が増えても基準価格が下がってしまえば、同じことになりますので、この点は、錯覚しないように注意する必要があります。
以上、ご参考にしていただけると、幸いです。
回答専門家
- 森本 直人
- ( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
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この回答の相談
毎月分配型投信を、累投にて10年以上の運用で購入を考えています。が、新聞やガイドの皆さんは「例え分配金を再投資したとしても年一回分配のものに比べて複利効果が低下する。」とアドバイスされています… [続きを読む]
コセゴンさん (長野県/44歳/男性)
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