対象:ビジネススキル
回答数: 3件
回答数: 4件
回答数: 3件
スピーチについての教育
以前、外資系企業に勤務していた折、アジア全体のマネージャ会議に出席していたことがあります。 その時気づいたのは、日本人はスピーチという教育が全くなされないまま社会人になっているのだな、と感じました。 外国人たちは、どのような内容の話であっても、白を黒と言いくるめる話術を初等教育のどこかで訓練されているのです。
シンガポール人、香港人、インドネシア人、そして上級マネージャ格の欧州人。皆、聴衆に 「向き合い」 (ここが肝心)、相手の呼吸を感じながらゆっくり話します。それに対して日本人スピーカだけは、下を向いて聴衆の反応とは無関係に原稿を読み上げるのです。
与えられたテーマについてのスピーチなので内容の良し悪しは関係無いのに、これだけで相手の関心度がまるで違うのが分かりました。
ちなみに、自分の発表前にその違いに気づいた私は、自分の順番で彼らのスタイルを真似てみました。発表中にアガッて頭が真っ白になりましたが、聴衆の目を見渡しながら彼らの呼吸をうかがい、頭に浮かんだ単語を繰り返したのです。 その瞬間、皆の関心が自分に集中したのを感じました。 そして終ったときには大きな拍手を頂いたのです。
それからの私は、プレゼンでは ?時々「いかがですか?」と聴衆の目を見渡しながら ?聴衆と呼吸を合せながら 発表をすることを心掛けています。 その後の成果を見ると、これは間違っていないと確信しています。
回答専門家
- 運営 事務局
- ( 東京都 / オペレーター )
- 専門家プロファイル
登録している専門家やQ&Aやコラムといったコンテンツをご紹介
専門家プロファイルに登録をしている皆様の記事や、Q&A、まとめ記事など編集部でピックアップしたものを定期的に配信していきます。よろしくお願いいたします。
(現在のポイント:3pt)
この回答の相談
掲題のように、人を惹きつける分かりやすい話し方が身についていません。
ポイントを教えてください。
よく、声が通る、結論から話す等・・・耳にしますが、
会議発表などで、具体的にどのようなポイントでトークをこころがえればよろしいでしょうか。
マサヒロさん (神奈川県/32歳/男性)
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A