対象:投資相談
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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期待リターンの求め方
ir4wtks 様
初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
期待リターンの公式な数値(官公庁発表等)はありません。
過去のデータから得られた、リターン(これは確定値です)と将来の予測に基づく推定から、期待リターンを測り<夫々が公表又は資料として使用しています。
しかしながら、ある程度の数値に収斂してきます。
1.お求めの株式の期待リターンですが、国内株式は、東証一部上場株式全銘柄の時価総額加重平均で1970年1月から2007年12月までの456ヶ月の幾何平均では、7.2%でした。この場合のリスク(標準偏差1)は19.1%です。(私が購入しているデータ会社資料)
2.この数値と、各投資評論家の著作等に書かれている、一般投資家が日本株に求めるているリスクプレミアムとして5〜7%(過去の経験から株式に求めるリターン)等。
3.また、年金を運用する団体の公表数値6.0%を参考として、私は期待リターンを5%と考えています。
根拠は
一般投資家として前述の数値から売買手数料や保有するコストなどを考慮、また、FPのご相談相手は株式を対象とする投資信託での運用が主ですので、買付手数料、信託報酬の平均値も考慮のうえ5%としています。
同様に、1970年1月から2007年12月までのMSCIコクサイの幾何リターンは7.8%w、リスクは18.5%でした。この数値と、投資評論家等々の数値及び前述の過程を踏まえ私は6%と考えています。
なお、企業年金を運用している企業年金連合会が公表している期待リターンは、国内株式で6.0%、外国株式で7.0%です。
私のHPに資産配分検討表とともに、年金を運用している、年金積立金管理運用独立行政法人、年金基金連合会や企業年金連合会の資産配分、そして各資産クラス別の期待収益率を掲載しています。宜しければご一読下さい。
http://www.officemyfp.com/assetclass-1.html
グラフは、各種公表数値から吉野が作成したのものです。
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この回答の相談
FPの方のお話を聞いていると
期待リターンという
言葉を使われますが
これは
そのFPの方の主観ですか
それとも統一された規定値が
銀行か官庁か
どこかの機関から
発表されている
… [続きを読む]
ir4wtksさん (東京都/33歳/男性)
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