対象:法人・ビジネス
回答数: 2件
回答数: 1件
回答数: 1件
快眠コーディネイター 力田 正明
快眠コーディネイター
43
コミュニケーションを活性化するファシリテーションの研修です。
・社内コミュニケーションという言葉は、とても便利のいい言葉ですが、これをきちんと定義しておかないと、スキルが目的になってしまいます。これでは、研修効果としての期待は、しにくいと思います。
・ご質問の通り、私も数時間~数日の研修で・・・という点は、共感いたします。そのあとの、「「良くする」という言葉を、どのようなイメージを持たれて使われているのか?」が、問題です。そこがあいまいだと、研修後の行動改善にもつながりにくく、悪循環のスパイラルに入ります。
・今私は、組織のコミュニケーションは、発言しやすい、他人の意見を多様性として受け入れる、そのような風土作りが、本質的な社内コミュニケーションにつながると考えています。
・それに必要なスキルは、参加者の意見の発散、収束、課題のグルーピング、解決法をコーディネイトするファシリテーションスキルが、まずは・・・管理職だと思われているかもしれませんが、私はスタッフレベルに必要だと考えています。気軽に「今度のプレゼンの件で、ちょっとファシリしようか!という言葉が、職場で出るようになれば、スタッフ自らが、当事者意識をもって行動し始めます。
・そこで注意点が一つ。その場には、課長や部長は同席しないことです。その代わり、時間を決めてやらせてみる。ついつい、同席して、アイデアを否定されるとスタッフたちは、「何を言っても、結局、我々の意見なんか通らないんや。」というネガティブ思考に陥ります。そうなると、今の現状に元戻りです。役職者は、ファシリ会議の結果を聞いて、改善点などをアドバイスする役割を担当してもらえれば、徐々に職場は変わっていきます。
・スタッフ個々に、ファシリテーションスキルとして大事なベースを体で身につけてもらう研修が一番です。まず、スタンダードを知り、それを現場で活用しながら、自分流にアレンジする。ボトムアップの経営を目指すならば、ファシリテーションスキルは不可欠なスキルです。
・逆に、管理職レベルは、部下の話を、要領よく聴くための傾聴スキルが必要です。これは、私の管理職時代に、痛切に感じたことです。部下に女性が多ければ、特に「話を聴く」ことが大事になります。
結論としては、社内コミュニケーションの課題解決のための仕組み作りの研修でなければ、行動変容までには、なかなかたどりつかないのではないでしょうか?
(現在のポイント:2pt)
この回答の相談
いわゆる報告、連絡、相談が社内で上手くできておらず、情報の共有ロスも頻発してしまっています。仕事中の会話も少なく、社内の空気があまり良くありません。原因を追及して、抜… [続きを読む]
All About ProFileさん
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A