対象:投資相談
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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贈与税の課税、運用の相談左記など
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かえ様
初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
お父様のこと、ご心配のことと思います。頑張ってください。
お父様名義のものをご兄弟に分けると、贈与税が発生します。非課税はお父様の手元に入金された段階のことです。
運用の相談は、金融商品の売り手に相談されるよりも、独立系のFP等の専門家にご相談されることをお勧めします。売り手はやはり売り上げと利益に偏ってしまいます。
このサイトに登録している方にお問合せするか「独立系FP」等で検索されると良いと思います。
ご自分で本を購入して読んでみることも、後々の運用に必要と思います。
本を選ぶ際には、出来るだけ「こうすれば儲かる」、「これで幾ら儲けた」というものは避け、
バートンマルキール著「ウォール街のランダムウォーカー」、ジョン・C・ボーグル著「マネーの常識」、藤沢数希著「なぜ投資のプロはさるに負けるのか」、山崎元著「お金をふやす本当の常識」など基本的なものをお勧めします。投資の原則と実証データ、そしてコストの高い商品は儲からないことが書かれています。
大きなお金を運用に回す際には、資産配分が重要です。
様々な実証研究によれば資産運用の成果の91%は資産配分によって決まると報告されています。
従いましてお手元の資金を国内外の債券や株式への分散投資をお勧めします。
私は、手元資金の急な資金の必要性も考慮して、1.定期預金(ネットバンクが金利が高めでお勧めです)、2.日本債券(国債)、3.日本株式、4.外国債券、5.外国株式、5資産クラスへの投資配分をお勧めします。
リスクを抑えるには定期預金と日本国債の比率を上げ、収益を求めるには3.日本株式と5.外国株式への配分を増やす事になります。
私のHPに年金積立金管理運用独立行政法人、年金基金連合会や企業年金連合会の資産配分、そして各資産別の期待収益率を掲載しています。宜しければご一読下さい。
http://www.officemyfp.com/assetclass-1.html
補足
お父様が65歳以上の場合には、相続時精算課税制度の活用をご紹介します。
これは相続時に相続税・贈与税を一括して精算する制度で、相続前に贈与する際に、お子様一人につき2500万円までの枠で課税が繰延べされます。
詳しくは、此方をご覧ください。
http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/pan1504-1/01.htm
評価・お礼
かえ さん
暖かいお言葉をありがとうございました。
贈与税のことは理解しました。
本のご紹介や、資産配分のお話もありがとうございます。
賠償金を運用することは、どこか後ろめたく最善策ではないのかもしれないと考える毎日でしたが、お金を生かす。ということなら・・・と思い切ってご相談させて頂いたのです。
お金というものを、考える機会になりましたので
父のお金以外に、自分達家族の蓄えの運用も検討しようと思い始めています。
お話頂いたことを参考に、程よい知識を得て(あまり勉強するとわからなくなってへこたれるので)また出直したいと思います。
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