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短期投資、長期投資で利用する場合の注意点
FPの岩川です。はじめまして。
■1、外貨MMFとは。
外国の短期債への分散投資商品です。
外貨ベースでは、円建てMMFと同様に元本の割れる可能性は、少ないです。しかし、円に転換する訳ですから、為替の影響により元本割れもあります。
■2、外貨MMFのメリットとデメリットとは。
メリット、デメリットと言うよりも、実際に資産形成に使用する場合の注意を申し上げます。
●短期における注意
運用益以上に、為替が変動すれば、元本が割れる可能性があります。
為替相場の「予測」に頼る投資になるので、短期ではあまりおすすめできないと考えられます。
●中、長期における注意
十分な期間を保有できれば、為替が変動しても、その変動以上の収益を期待することができますが・・・・
ここで忘れてならないのは、外貨MMFは「短期債が主な運用先」である事です。
中、長期の場合は、「中、長期債を運用先」としている「外債ファンド」の運用益が高くなるのが一般的なので、はじめから長期運用と分かっていれば、外貨MMFを選択する必要は薄れます。
同じリスクならば、より高いリターンを
同じリターンなら、より低いリスクを
■3、「様々な証券会社で外貨MMFの商品に有利不利はあるのでしょうか。」
どこの証券会社のMMFも、投資先は同じ短期債です。
運用会社により多少は異なりますが、大きく変わることはありません。
あまり気にしなくて良いと思います。
外貨MMFには、「外貨預金」と「外貨取引(FX)」(レバレッジ1倍の場合)という類似商品があります。
以前から、外貨MMFは為替手数料が安いと言われていますが、
FXも安いと思います。また、最近では、ネットで
探せば外貨預金も低コストの商品があります。
類似商品とのメリットは、課税方法です。
例えば、50万、100万などの為替差益が出た場合。
外貨MMFは、非課税。
外貨預金、FX(取引所により一部非課税)は、
給与などの収入と合算し、申告。
回答専門家
- 岩川 昌樹
- ( 千葉県 / ファイナンシャルプランナー )
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
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