対象:不動産売買
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「不動産の買い時」とは
はじめまして、不動産売買専門のコンサルタントをしております、株式会社住まいるホームの梅谷と申します。
まず、一概に「今が買い時」といった事や「今が売り時」といった事は、どんな時代にせよなかなか断言する事は難しい事かとは思い、営業の方がその様に言う場合にはこの業界では「セールスの常套句」である事も多いので注意が必要です。
逆に、不動産の売却を検討しているお客様には、「今が売り時です。」という営業トークをする方が多いですし、営業の方もビジネスである以上、多少は致し方ないのかとは思いますが、やはりご自身できちんと判断される事が必要です。
また不動産は、例えば超都心のターミナル駅近く等、どんなに立地が良くても「相場より高い物件」ならば買わない方が良いと思いますし、逆に郊外で立地が多少悪くても「相場より安い物件」といった事であれば、買った方が良いケースも多々あります。
つまり、例えば「山手線内の物件は今は買い時」等といった、一概に判断できる事はなく、物件やお客様の状況等にもよりケースバイケースといった事になるかとは思います。
ただ、気になるのは今回ご検討の30平米のマンションですと、ほぼ単身者用になる面積かとは思いますので、今後もしご自身に家族が増えた際にも対応しづらいですし、ご売却するにしても賃貸に出されるにしても、対象のお客様が限られてしまうのは売り手として不利な立場になります。
また、ご相談の文面にございます「負担率22%」は、住宅ローンの際のご年収に対する返済比率(返済負担率)かと推察して判断しますが、ご相談者様はそれなりにご収入があり税金もお支払かと思いますので、住宅ローン控除をご利用された方が良いのではないでしょうか。(ローン額やお支払の税金額にもよりますが、最大で約400万円が還付されます。)
その際は各種要件がありますが、まずはマンションですと50平米以上(※カタログ数値ではなく登記簿上の数値です。)の物件である事が必須条件にもなりますし、そのぐらいの面積であればご家族が多少増えても対応できますし、今後のご売却等の際も単身者だけでなくご夫婦やファミリー層も対象にできるので、色々な動きがとれるかと思います。
対象物件の詳細がわかれば、周辺の過去数年の成約事例相場や近隣販売状況、公示地価、等を調査して、より詳細のアドバイスができるかとは思いますが、まずは上記の件多少なりともご参考になれば幸いですので、宜しくお願い申し上げます。
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宅地建物取引士・ファイナンシャルプランニング技能士
梅谷晃司
回答専門家
- 梅谷 晃司
- ( 神奈川県 / 不動産コンサルタント )
- 株式会社 住まいるホーム 代表取締役
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一般の方にとって不動産売買は初めての事も多く、「わからない事」や「不安な事」がたくさんあるかと思います。そういった点を、あせらず少しずつ勉強しながら、ご一緒に考えていきましょう。費用もお得に、安全な不動産取引をお手伝いさせて頂いております。
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この回答の相談
山手線内の30平米程度のマンションを購入するか迷っています。
営業の方は低金利だから買い時だとおっしゃっていますが、オリンピック景気もあり今は地価が上がっています。駅近で今後… [続きを読む]
くろごまさん (東京都/27歳/女性)
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