対象:住宅設計・構造
上下階で耐力壁を揃える事は原則ですが。。。
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上下階で耐力壁を揃えれば、梁に掛かる負担が少なく構造上有利になりますが、その分基礎に掛かる応力が大きくなりますので、一階の柱脚が引き抜き力に耐えられない結果になる場合があります。特に狭小間口の住宅には注意が必要で、少々耐力壁の位置をズラしてもその方が、経済的である場合があります。ですので、是が非でも耐力壁を揃えると考えるのではなく、バランスを考えながら構造計画を進める事が肝心かと思います。どうしても耐力壁が欲しい位置に壁を設けたくない場合もあるかと思います。その様な場合は門型フレームを採用するとか、耐力壁に拘らない柔軟な発想も必要かと思います。
評価・お礼
ーNico- さん
2016/09/08 13:16
早急な回答ありがとうございます
長期優良住宅の木造建築で3階建てですが、間口が1間半なので、プランがなかなか進まず、金沢市の政策と私たちのわがままで本当に悩んでしまっておりました
フレームの採用などでいけることがわかって、本当に助かりました
ありがとうございました!
回答専門家
- 福味 健治
- ( 大阪府 / 建築家 )
- 岡田一級建築士事務所
木造住宅が得意な建築家。
建築基準法だけでは、家の健全性は担保されません。木造住宅は伝統的に勘や経験で建てらていますが、昨今の地震被害は構造計算を無視している事が大きく影響しています。弊社は木造住宅も構造計算を行って設計しています。免震住宅も手掛けています。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
現在新築を検討していますが、長期優良住宅の認定された3階建てを計画中です
ただ、古い町並みで隣地と隣接してる(柱は独立)住宅地で、土地の間口が3.6mと狭く、縦長の土地に建築となります
間取りを考えて… [続きを読む]
ーNico-さん (石川県/44歳/女性)
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