対象:精神疾患治療
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うつ病の治療
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離婚、上場・休職・退職、自殺企図などを生じながら、現在、うつ病の治療を受けられているとのこと、心よりお見舞い申し上げます。
''電気けいれん療法''は''急性・重症''な場合や''薬物が無効''な際に行われる治療法で頻用はされません。副作用として治療前後の''記憶''が''一時的''になくなることがありますが、しばらくして回復すると言われています。
現在、30分−1時間の診療を受けられているとのこと、これはとても恵まれた治療であると思います。つきましては、焦らずに現在の主治医を信頼して治療継続されることをお勧め致します。
しかし、やはり他の治療をご希望の際は主治医に相談して、専門病院や大学病院にてセカンドオピニオンを求めてはいかがでしょう。
なお図は重症うつ病の治療アルゴリズムです。ECTというのが電気けいれん療法のことです。ご参考にしていただければ幸いです。どうぞ宜しくお願い致します。
茅野 分(銀座泰明クリニック)
評価・お礼
ミー さん
茅野先生、的確なご回答誠に有難う御座います。
あまりうつについて考えないようにはしているのですが、自分の年齢や、うつの期間、また他にうつに罹っている方のHP等見て、少なからず、自分自身焦っていた所があると思います。
再度、今おかれている自分自身とうつに関して、焦らないように見つめなおしていこうと思います。
また、主治医と信頼関係を構築して、セカンドオピニオンを受ける等も考えてみたいと思います。
今回は貴重なご意見、誠に有難う御座いました。
回答専門家
- 茅野 分
- ( 東京都 / 医師(精神科) )
- 銀座泰明クリニック 院長
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