対象:保険設計・保険見直し
回答数: 3件
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釜口 博
ファイナンシャルプランナー
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積立利率変動型終身保険のデメリット
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この度はご質問をいただきまして、ありがとうございます。
保険実務に強いファイナンシャルプランナーの釜口でございます。
http://www.bys-planning.com
頭金を除いて1000万円の貯金が残るというお話をされて、
500万円×2人分の積立利率変動型終身保険なんかを提案するFPは、
信用してはダメです。
それか、安い掛け捨ての生命保険にでも入って、貯蓄はそのままにしていた方がいいでしょうか?
⇒夫婦お二人のみであれば、本当に死亡保障が必要なのか?
その点は再度ご検討いただいた方がよいかと思います。
保障が必要というご判断の場合は、貯蓄型よりも掛け捨て型がベターです。
保険で貯蓄することは、以下のようなデメリットが存在します。
貯蓄型の保険を選択される場合は、以下のデメリットを理解した上で
ご選択ください。
1.保険会社が破たんした場合
2.日本経済がインフレになった場合
3.途中解約せざるをえない場合
1は、保険会社が破たんした場合の解約返戻金の保証はありません。
2は、貯蓄型保険は長期契約のため、市場金利がアップすると、
解約返戻金の価値が下がります。
つまり、インフレに非常に弱い金融商品となります。
3は、最終まで払い込んでしまえればなくなるリスクですが、
もし途中で払い込みができなくなった場合は、元本割れになります。
ご不明な点がございましたら、お問い合わせください。
http://www.bys-planning.com/
評価・お礼
だんぱ さん
2015/06/04 17:25御回答ありがとうございました。デメリットを教えていただき感謝いたします。担当のFPは信用できない感じですね。今貯蓄してある現金を大切にしたほうが良さそうですね。生命保険に入るなら、掛け捨てを検討してみます。ちなみに、個人年金をかけるのはいかがでしょうか?やはり、老後が心配です。
釜口 博
2015/06/04 17:57
高評価をいただきまして、ありがとうございます。
FPは、保険会社が破綻しても国の保障があると言ってましたが…
⇒保険会社が破綻した場合、生命保険契約者保護機構が責任準備金の
90%までを保証すると約款にも書かれています。
(ちなみに国が保証しているわけではありませんので、国の保障がある
と言っているFPは、全く分かっていません。信用してはダメですね)
保険会社が破綻をすれば、予定利率が引き下げられる可能性が高いのです。
そうなると、契約時の保険金額や解約返戻金の引き下げが行われます。
つまり保険金額の10%引き下げだけではすまない可能性があるのです。
やはり、保険と貯蓄は別と考えたほうがいいでしょうか?掛け捨てが、どうもイヤなんですが…
⇒お気持ち、本当によく分かります。
掛け捨てになるのなら、払いたくないですよね!
保険で貯蓄するデメリットを理解した上で、やはり保障も確保しておきたい
というお考えであれば、貯蓄型の保険の選択がベターとなります。
個人年金保険も同じ考え方です。
デメリットを理解した上で加入されるのであれば、その選択もベターです。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
41才、夫婦2人です。マイホーム購入予定なので同時に保険を見直ししようと思います。現在は、月2000円位の医療保険にのみ夫婦で入っております。
頭金を除くと1000万の貯金が残ります。
FPに相談したところ、ジ… [続きを読む]
だんぱさん (宮城県/41歳/女性)
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