体質改善
痩せたいと本気でお思いならば、そして元気なお子さんを本気で授かりたいと願うならば、私は医食同源を考えた食事療法を生活の中で取り入れられて行く事をお勧め致します。
ここの質問コーナーで多いのは「実行したいのに実行できないダメな自分」というお悩みでしょうか。
人間は体質を根本から変えないと、自分が持っている「食べ物の嗜好癖」や「ドカ食い体質」から簡単に抜け出すというのは難しく、それをご自分の意志だけでおやりになるのは並大抵な事ではない…と言うか、不可能に近いと私は感じているのです。
それができる方は、何か切羽詰まったよっぽどの理由や目的(恋愛や病気であったり、プロとして仕事上必要であったり、又は子供を授かりたい等の本気の理由)がある方のみでしょう。
人間に取って食べ物の嗜好や習慣を変えるというのは、そんなに簡単な事ではありません。
何故なら「食べる」という行為は命を維持する「本能」であるからです。
今の自分の食生活・食習慣というものが、今の自分が「本当は止めたら良いのは分かっているのだけれど…」「食べない方が良いのは分かっているけれど…」と、分かっちゃいるけど止められないという食生活の悪循環を生んでいるという構図が、現代の日本人の欧米化された不健康な食生活に正直有ります。
グルメと称し行き過ぎの欧米化された食生活であるほど、人は肥満に悩み、甘いもの症候群に悩み、ドカ食いを始めとする摂食障害に悩むのですね。
そしてその食べたものが体質を作っており、その体質が食べ物の「嗜好」を生んでもいるという事です。
逆から言わせて頂くと「体質を変えたら嗜好にも体感にも変化が起きる」という事にも繋がりますから、そうなると「自然に欲しなくなる」という現象が起きて来ます。
その様な形ですと「我慢」ではなく「自分に取って気持ちの良い食生活」という事になり、そこで初めて「食を楽しむ」「人生を楽しむ」「食べる事・頂くものに感謝できる」という所に来れるのではないかと、私は思います。
いずれにしても、元来食いしん坊で我儘で自由意思を持つ私達人間が「食を変える」という為には、強い目的から生まれる固い決意と共に、本当に実践される実行力が不可欠になるという事は間違いありません。
回答専門家
- 大園 エリカ
- ( 東京都 / ダンスインストラクター )
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
natural & elegance
長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A