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三島木 英雄

三島木 英雄
ファイナンシャルプランナー

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保障に対しての「貯蓄型」部分の調整を

2014/03/23 16:01

UMilCL様

お子様が誕生後の保険について保障をお考えとの事。
UMilCL様が検討されているプランで概ねのリスクを低減することが
可能と思いますし、保険の「保障」という点では掛け過ぎではなく
とても良い保障内容かと思います。

ただ、ご質問の中心でもあります保険料の月額約4万円に関しては
ご年収に対しては「保険料過多」となっていると思います。

月額4万円の内の3万以上が貯蓄型となっており
そこが原因ですから保障は正しいのですが家計インパクトが大きい所に注意が必要と思います。

貯蓄型保険の多くは予定年齢まで払い込んで
初めて払い込みした保険料を上回ります(インフレ率考慮せず)ので
今後の「子育て」「教育」「住宅取得」など色々なライフイベント時の
支出が多くなったときに「継続出来るか?」に不安が残ります。
多くのお客様が住宅取得を機に、保険料支払いが厳しくなり
終身保険を減額して、保険料を減らし、減った保障は
掛け捨てで補うなどの対応をしていることが多いからです。


ご検討の保険を整理しますと「貯蓄型」と「掛け捨て型」に分類でき
「掛け捨て型」
・定期保険(収入保障保険)
・がん保険

「貯蓄型」
・終身保険
・医療保険

となっています。

ご検討されている保障を全て掛け捨て型で行えば
保険料としては月1万程度でも準備は可能になります。

保険会社の現在の運用利率は非常に低いため、今後長い期間にわたって
「低金利で固定」されてしまう所に注意をしておきましょう。

そのような観点からは月1万程度で保障を買う、月3万程度で運用していく
という、自助努力が今後は必要になってまいります。


仮に少し働けない期間などがあり、保険料が重荷になっている・・・
そんな時、毎月4万円の保険料ですと継続が厳しくリストラの対象になりますが

保険料が1万〜2万程度、自分での運用が2万〜3万という形で分離されていれば
一時的に自身の運用を止めても「保障は削減されない」という強みがあります。

掛け捨ては少し勿体ないという感じもあるかもしれませんが
「掛け捨てで時間を買い」資産形成に回せる部分を作られると、より将来に対して
安心感が出てくると思います。

ご参考になりましたら幸いです。

がん保険
インフレ
収入保障
終身保険
医療保険

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この回答の相談

第一子誕生後の保険について

マネー 生命保険・医療保険 2014/03/23 14:04

掲題のように第一子誕生後の生命保険、医療保険について考えています。

私 20半ば 年収500万程度 会社員
妻 20前半 専業主婦
子供妊娠中です。

生命保険としては収入保障と終身保険の組み合わせを… [続きを読む]

UMilCLさん (茨城県/25歳/男性)

このQ&Aの回答

保障の考え方 釜口 博(ファイナンシャルプランナー) 2014/03/23 14:37

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