対象:お金と資産の運用
回答数: 2件
回答数: 7件
回答数: 1件
変額年金は、保険と投資信託の抱き合わせ。
はじめまして、FPの岩川と申します。
変額年金は、保険と投資信託を融合した金融商品です。
変額年金を購入すると、例え保障がいらない場合でも、保険に関連したコストを毎年支払わなければなりません。また、運用部分である投資信託に関しても、自分でダイレクトに購入する訳ではありませんので、当然、コストも高くなります。
運用のみが目的の場合、そのコストを毎年埋めるだけの運用結果が必要です。
現在、金融機関おすすめの変額年金ですが、毎年のトータルコストは3%前後です。
一回ではありません、毎年です。
高いと5%以上(あり得ませんが、実際に売れてます)もあります。
費用が3%の場合
4%の運用結果でも、費用を差し引くと1%です。
価格が上下するリスクをとった1%も、元本保証の1年定期の1%も同じ1%です。
同じリターンなら、より小さいリスクを選択することがベストといえます。
変額年金の最大のメリットは、運用益に対する税の繰り延べです。この非課税運用により、資産を殖やす複利の効果を最大限に享受できます。さらに資産運用スタート後のメンテナンスに重要なスイッチングコストが掛からないのも特徴です。(商品により有料)この非課税のメリットは、長期(10年、20年・・・)であるほど大きい効果が得られます。
今回申し上げましたのは、運用という側面でみた変額年金です。
「コストが高い=良くない」ではありません。
コストが高くても、「投信と違い、値動きが見えないので、安心して継続できる」ことを理由に購入する人もたくさんいます。
一番大切なのは、正しく理解することと自分の目的にあっているかです。
ただ、変額年金は購入場所も大切ですね。
回答専門家
- 岩川 昌樹
- ( 千葉県 / ファイナンシャルプランナー )
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します
お客さんごとに異なるライフスタイルやリスク許容度に応じて、オーダーメイドの資産形成サービスを提供しております。資産形成を始めてみたいが、何から手を付けたら良いか解からないという方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
(現在のポイント:2pt)
この回答の相談
独身 女性です。財形貯蓄で貯まった500万円を
運用したいと考えています。
近々に使う予定の無いお金ですが、財形のままだと金利も
つかないので少しでもお金に働いてもらおうか・・と考… [続きを読む]
だいきちさん (宮崎県/38歳/女性)
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A