慰謝料の相場というのはありません

　まめこちゃん、、初めまして。
すでにお二人の間で離婚合意ができているとのこと。
次の手続きとしては、離婚協議書を是非作成してください。それも「公正証書」として作成することをお薦めいたします。
１）養育費　については大方妥当であると思います。それに、6年生卒業と言わず成人までと　　してはいかがでしょうか。
２）慰謝料　は特にＤＶだからいくらという相場あはありません。相手方の収入が大きな要　　素となるでしょう。年収７００万円を超えているので、２００万円から３００万円くら　　いが、一般的な金額と思います。
３）住宅ローン残高については、どのくらいの残があるか不明ですので、なんとも申し上げ　　られません。調査しておくことは、建物の名義が誰のものか、ローン名義が誰のものか
　　により、対応に相違点が出てきます。
　　仮に、建物もローンもご主人名義であれば、区切りが来るまでそこにいればいいと思い　　ます。どうしても出て行けということがないように、今後何年間住むということを明記　　した協議書を作成することです。
４）財産分与について、もちろん請求権はあるのでしっかり請求してください。最終的に話　　し合いでうまくいかず、裁判になる場合、財産分与は家庭裁判所、慰謝料は地方裁判所　　の管轄になっております。
５）面会について、かなり寛大な考え方をされていますので、問題は生じないと思いますが
　　離婚協議書には詳細を記入することもお薦めいたします。
　　いつ、どこで、月何回、卒業式や節目に出席するか、誕生日のお祝いは、お泊りはある　　のか、二人だけで合わせるのか　についても考え方を整理しておくことが必要です。

　等々、頭に思い描く内容をすべて離婚協議書に書き込み、話し合いをすすめるべきです。
離婚が成立してから悔やむケースが多いですから、余分とも思われる内容を書き込み、そこから削られる時に譲れない部分をしっかり持つことだと思います。
協議書を公証人役場に持ち込み、公証人の面前で公正証書にしておくことが大事です。