対象:生命保険・医療保険
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独身女性の保険加入
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アネシスプランニングの寺岡と申します。宜しくお願いします。
さて、ご質問の件ですが、まず基本的なこととして保険と貯蓄は分けて考えるべきです。
いわゆる預金は現金ですから、すぐにお金に換えることができます。
しかしながら、貯蓄性の高い保険商品はすぐにお金に換えることができませんし、その保険を維持するのに余分なコストがかかります。
また、預金だけでは運用利率が悪いので、投信などで運用すべきという考えもあります。
しかしながら、その運用にはリスクがあり、場合によっては損失を被る場合もあります。
そのため、こうした運用には資金的に余裕があれば検討する必要はあるでしょう。
ということで、資産形成にはその資産を維持するコストがかからない現金を持つことが最適と考えるべきでしょう。
こうした考えを踏まえて、将来の万一の保障と貯蓄を考えるべきです。
では、万一の保障に備えてどう考えればいいのでしょうか?
女性の場合では、やはり、がんと女性特有の疾病に備えることです。
国の医療費抑制策から年々入院日数は減少しています。
これは、診療報酬とも密接な関係があり、病院側も18日程度の入院で患者を退院をさせる方向にあります。
つまり、長期入院の患者が多くなれば、その分、診療報酬が少なくなるという規定によるものからなのです。
こうした背景から、長期入院に対応した医療保険は無駄になりがちですが、がん以外の疾病に対応するので、女性特約を付加した最低限の保障での加入をされてはと思います。
これでがんと医療保険、それぞれ最低限の保障で概ねの疾病には対応できるでしょう。
尚、双方の保険料の支払いは、国の医療政策が頻繁に変わることを想定して、終身払いの方が見直しの際にはいいでしょう。
また、貯蓄性の高い保険の加入に関しては、保険料が一時払いとか短期払いの保険加入であればメリットは感じられます。
ただ、はじめにお伝えした通り、何かの際にはすぐに現金化できないので注意されることです。
終身保険の加入は、その目的を踏まえて商品選択をされることをおススメします。
以上、ご参考になれば幸いです。
詳しい説明が必要でしたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
宜しくお願い致します。
アネシスプランニング
http://navi.nikkori-house.jp/anesisplan/
評価・お礼
Tanakana さん
2012/11/29 10:27
アドバイス、ありがとうございます。
モヤモヤが晴れ、医療保険については、イメージが固まりました!
貯金と保険ははやり分けた方がよさそうですね。
投信などで運用は(周りに損をしている人も多く)考えたことがなかったので、ずっと銀行に預けています。
医療保険に加入しようとおもったら、生命保険の一括払いで、10年目には返戻金が100%を超え、60歳では128%ぐらいになると言われ、少なくとも10年間は使わないお金なので、それもありかな?と思ったのですが、あまりに知識がなく相談した次第です。
アドバイス、ありがとうございました。
寺岡 孝
2012/11/29 12:50
この度は回答に評価をいただき、まことにありがとうございます。
保険代理店はいくら中立的な立場で保険選びするとはいえ、どうしてもインセンティブの高い保険を勧めるので、例えば医療保険の相談に行ったらなぜか終身の死亡保険を紹介されたという話はよく耳にします。
■中立で最適な保険選びのコラムはこちら
http://profile.ne.jp/w/c-89185/
生命保険は、本来の役割とその利点や税法上のメリットを活かしての保険加入が想定されます。
それは、個々人によっていろいろな環境条件が異なりますので、画一的に答えは1つだけとはいいきれないということは認識しておくべきでしょう。
尚、詳しいご相談が必要でしたら、お気軽にお問い合わせください。
以上、取り急ぎ回答の評価の御礼まで。
アネシスプランニング(株)
電話:03-6202-7622
メール:info@anesisplan.co.jp
回答専門家
- 寺岡 孝
- ( 東京都 / 建築プロデューサー )
- アネシスプランニング株式会社 代表取締役
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この回答の相談
現在30代後半独身で、保険などには加入していません。
結婚の予定等なく、将来が不安になり、保険加入の検討をしています。
色々と調べ、
・がん保険
・医療保険
・生命保険
別々に、加入するこ… [続きを読む]
Tanakanaさん (東京都/36歳/女性)
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