太陽光発電システム選びの判断基準を作りましょう

aoki0810さんへ

こんにちは。カナヤホーム･レジデンシャルの小島忠嘉と申します。
東京でsun3solarという屋号で太陽光発電システムの販売に従事しています。

太陽光発電システムは福島第一原子力発電所での爆発事故以来、脚光を浴びています。

太陽光発電システムは単なる家電品ではないため、そのシステム選び、更にはどの会社から買えば良いのかなかなか分からない難しいシステムです。

経済的なコストメリットも導入判断に欠かせません。
施工も伴うので、建築の一部とも言えます。謂わば、住宅と同様、自宅を建てるときの工務店選びと同じような感覚です。

そのような状況の中で単に販売会社の思惑で製品を決めるのではなく、aoki0810さんがどのような判断基準で製品を選ぼうとしているのか、あるいは会社を決めようとしているのかをはっきりと検討するべきです。

具体的に言うと、絶対金額が重要なのか、kW単価を重要視するのか、また、補助金を控除後の金額を重要視するのか、施工品質を重要視するのか、施工件数を重要視するのか、その会社の提供する保証内容を重視するのか、営業マンとの相性を重視するのか、あるいは会社の理念を重要視するのか、など検討すべき項目を整理するのが良いと思います。

施工件数10,000棟と言っても、全国での規模であって、aoki0810さんのお住まいの地域での数字はありません。あまり、大きな意味を持つとは考えられません。

私見ではありますが、会社の代表ではない営業マンとの相性を重要視するのはどうかなと思います。太陽光発電システムの営業マンは往々にしてすぐ会社を辞めます。
会社の代表が営業しているのであれば、それはそれで判断できると思います。

確かに、長い期間使うものなので何か合ったときに親身に対応してもらえる地元の会社を選ばれるのは良いことです。

最近では、脚光を浴びている業界故に、参入する会社も多いですが、価格競争も厳しく、あっという間に撤退する会社も多いのも事実です。

また、たまにあるのが、「買ってくれたら10年間の間、1年に1回点検に来ます。」という会社です。本当かなぁと勘繰りたくなります。もし、そのような会社から購入することになる場合は、その旨契約書に条文を入れてもらうなり、紙にしたためてもらいましょう。