対象:不動産売買
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将来の変更を保証する銀行はないので、発想を変えてみては。
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こんにちは、アパート経営アドバイザーの大長伸吉です。
(1)「購入時はオーナーローン」で、その後、将来戻ってきたときに「住宅ローン」にしたいとのことでして、最近私がサポートをさせていただいた某銀行でもこのような話になったことがありました。
一般的にこのような事例は行っていないとのことでした。
(2)また、今まで各種銀行融資の検討をしてきて、銀行側の考え方は、将来の状況が見えてきていないことに対して確約をすることは殆ど行いません(極めてまれな事例以外は)。
ですので、「オーナーローンから将来住宅ローンがだす」ということについて確約をとるのは難しいことかと思います。
(ただし、これは一般的な銀行の一般的な事例です。)
(3)もし、対策をかんがえるとしたら、「実家の隣地であること」「他の銀行で住宅ローンが通っていること」、「直近で転勤が決まってすぐには住めないこと」を伝えて、それでも住宅ローンが組める銀行が見つかるまで銀行訪問をしてみると、いろいろな背景を加味して理解をしてくれるところがあるかもしれません。
(4)それでも、難しいようならば、オーナーローンと住宅ローンとの「借入れ条件の差」(金利・期間・団信・保証料などの諸条件)を細かく検討して、将来設計として、プラスのメリットがあるプランを作り上げるべきだと思います。
その一つは、現在検討しているオーナーローン(通称:事業用ローン)で、最もよい条件(金利・期間・抵当権など)を選び抜けるとよいかと思います。
家賃収入を見込むことは難しいのですが、それができるとよい収入源となる場合も有り、また実家の隣ということですので、「隣地」を購入できることは、不動産の買い方としても有効だと思います。
(5)最後のケースとして、転勤の状態ではまた100%戻ってくる保証がないかもしれませんし、隣地を継続して良い条件で貸せる保証も見込めない場合もあり、その場合は無理をせず、自宅の取得を遅らせて、転勤から戻ったときに再度検討ができるという状況を選択するのも一つです。
この意見から、何かの気付きを得てもらえたならば、幸いです。
また、お気軽に質問をしてください。
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大長伸吉
評価・お礼
忍たま乱こ さん
2012/06/22 21:21ご丁寧な回答をありがとうございます。
回答専門家
- 大長 伸吉
- ( 東京都 / 不動産投資アドバイザー )
- ランガルハウス株式会社 代表取締役 アパート経営アドバイザー
小さな事でも気軽に相談できるよう心がけています。
アパート経営では相談が出来ることが少なく、虎の子の自己資金を使い、住宅ローン以上の融資を負い、不安が多いものです。小さな心配事を一つ一つ解決することが大事で、何事も気軽に確認し、入居者が快適に生活できるアパート経営を目指します。
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この回答の相談
現在賃貸住まいです。
私の実家の隣の家が売りに出すことになったので、購入を決めました。
仲介手続きを開始していますが途中ですが、夫の転勤が決まりました。(住宅ローンの… [続きを読む]
忍たま乱こさん (兵庫県/26歳/女性)
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