存在について

補足

ところで、あなたの会社は能力給ですか？　皆と同じ給料、と書いていらっしゃるので、固定給のようですね。仕事も出来ず、常識もないのに、あなたと同じ給料で、夏にはボーナスも支給されるなら、あなたの会社はよっぽど業績のいい、優良な会社なのでしょう。あなたの会社には、あなたの先輩か上司に、仕事もせず常識もないのに、あなたよりたくさん、給料もボーナスももらっている人はいませんか？　たいがい、そんな文句を言う人が、どこの会社でも1人や2人くらいはいるものですが、もし、そんな先輩や上司は1人もいないのであれば、やはりとても素晴らしい会社です。
従って、貴社の採用担当者は、かなりの採用の達人であろうかと思います。あなたを含め、優秀な社員ばかりを採用なさっているわけですからね。その採用基準は、もしかしたら秘儀のようになっていて、社内でもトップシークレットで、代々一子相伝で伝わっているのかもしれません。
そんな会社が、1人だけ完全に採用を間違った、なんてことは、有り得ないことです。やはり、その女性は雇用するに値する人材だったということです。

これまでの常識では考えられない、普通でないことがおこったとき、それにチャレンジし、何かしらを成し遂げることができた人は、いつでも人々から一目置かれる存在となります。その女性は、その人なりに精一杯頑張っているでしょう。ちなみに、常識がないのに、反抗するときだけは、常識的な反抗態度をとるのも可笑しなことです。反抗しているというより、逃げ出したい、と考えるほうが自然です。もしかしたら、精一杯頑張っているけれども、誰からも認められない寂しさを感じているかもしれません。

今の社会では、考え方についてもよりグローバリゼーションが進み、機能障害がある人が、幸せに働ける会社や職場環境を実現しているところは、社会的な信用度がより高く認められます。あなたが、あなたの職場でそれを実現したら、会社でのあなたの信用度がより高くなることは間違いないでしょう。