対象:新築工事・施工
田中 伸裕
建築家
1
決まりは特にありません
こんにちは。田中伸裕建築事務所の田中伸裕です。
正しい施工をすればどちらでも良いです。
実際の敷地や建物の状況に応じて、先行するか建物後にするか
設計者と工務店、浄化槽業者と話し合って決められることが多いと思います。
建物完成後に施工することが困難な場所の場合は先行しますし、
建築途中に施工することもあります。
また、完成後施工することもあります。土質により掘削しても影響が無い範囲というものがあります。
くみ取り式から浄化槽設置への改修は建物が建っている状態で行われます。
家の完成間際に設置する場合のメリット、
・実際の排水管敷設後の工事なので高さがきちんと取りやすい
・公共排水先への接続と同時にできる
・建物との位置関係が出しやすい
デメリットとしては、
・浄化槽埋戻しの土が落ち着くのに伴う沈下が引渡後に出る場合がある
・建物に近い場合、養生が必要になる
家より先行して浄化槽を設置するデメリット
・空のままだと工事中に浮き上がってくるので水を入れる必要がある(排水掃除費がかかる)
・上に車両等重量物を置けないので工事で使える面積が少なくなる
・高さを決めるのが難しい(特に建物と離れている場合)
ざっとこのようなことがあげられると思います。
ie2005925さんの敷地・建物状況による理由があるでしょうから、
「家の完成間際の最後に設置します」とのことですので
「なぜ完成間際ですか?」と聞いてみてください。
納得できる回答をしてもらえると思いますよ。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
新築時、合併浄化槽(5人槽)の工事をする時期を教えてください。
浄化槽の設置は、家の基礎工事を行う前に行うものだと思っていましたが、
工務店に確認したところ、「家の完成間際の最後… [続きを読む]
ie2005925さん (広島県/31歳/女性)
このQ&Aに類似したQ&A