対象:マナー
橘 凛保
マナー講師
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アルバムを見るたびに「あの時は楽しかったね!」と言える撮影を
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橘 凛保でございます。
誕生日は特別な日。その日を祝って頂けるのはいくつになってもうれしいものですね。
お子様の誕生日であればなおさらのこと、一年一年その成長の過程は著しく、楽しみで待ち遠しいものです。ご家族皆様でお子様の無事の成長を祝い、家族写真を撮られるとのこと。お話を伺っておりますと、私までうれしくなります。
特に今年は『七五三』のお祝いの年。お喜びはひとしおでいらっしゃいますね。
誠におめでとうございます。
そのようなおめでたい時ですから、何を優先して考えたら良いかということになります。
写真は、何年経っても、つい昨日のように、その時のことがよみがえるものです。
何日に撮影したかは忘れても、そのときの皆様のお顔や言葉は印象として刻まれます。
お祖母様が「祝い事は先にするものだから、誕生日前に・・・」とおっしゃるのでしたら、そちらを取り入れることが、皆様を笑顔にする選択ではないかと考えます。
もちろん、ユリアン様がおっしゃるように、お子様の身の上に悪しきことの無いようにと「縁起」を気になさるのも当然のことです。その「縁起」のことを考慮するのならば、お祖母様のおっしゃることも「縁起」のひとつです。
お祖母様のおっしゃる「縁起」を取り入れて撮影に臨まれる事で、更に笑顔いっぱいの素敵な思い出の写真となるのではないかと思われます。
どうぞ素敵な撮影になりますようお祈り申し上げます。
補足
昔は数え歳の考え方でお祝い事も致しましたから、それを考えれば、実年齢の前にお祝いをしていたことになります。
また、『初誕生』『七五三』を祝うのは、昔は乳幼児の死亡率が高かったことから、この年齢まで無事で成長することがどんなにうれしいことで、又、どんなに有難いことかということでもありました。だから1歳を迎えるその日まで油断ができないから、早くお祝いをしてしまうことを恐れたのかもしれませんね。本来の意味合いを知ることで、必要以上に恐れることなく。しかしながら、昔から伝わる言い伝えは真摯にとらえて事に臨むとよいと思います。
余談ですが、昔は「写真を撮ると魂を抜かれる」などとも謂れたようです・・・・。
大事なことは何かに考え至れると良いなと私自身思います。
評価・お礼
ユリアン さん
2011/08/25 14:08
色々教えて頂きありがとうございます。
年長者には年長者の考え方があるのだと思いました。
何事も昔からのいい伝えなども大事にしながら、今の生活事情なども考慮していこうと思います。
せっかくの行事ですから、みんなが笑顔になるように進めていきたいと思います。
とても勉強になりました。
橘 凛保
2011/08/31 08:46
お返事ありがとうございます。思い出に残るお誕生日と七五三のお祝いになると存知ます。
写真は家族の宝ものですから・・・・。
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この回答の相談
こんにちは。
子供の誕生日が近いのと、その後に七五三もあるので、両方の間を取った日程で
子供と家族の写真を撮影しようと思ったのですが、
祖母に「祝い事は先にするものだから、誕生日前に写真を撮る… [続きを読む]
ユリアンさん (東京都/41歳/女性)
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