対象:家計・ライフプラン
回答数: 2件
回答数: 1件
回答数: 1件
山田 聡
ファイナンシャルプランナー
1
教育費、老後資金、ライフプランにつきまして
- (
- 5.0
- )
ファイナンシャルプランナーの山田と申します。
まずは、世間一般と比較してみます。
総務省の「全国消費実態調査」で
・夫婦のみの世帯
・世帯主だけが働いている
・世帯主の年齢は30代
上記世帯の毎月の消費支出(住居代込み)は26.7万円ですから、
ご相談者の支出は平均以下になっています。
また、上記世帯の平均貯蓄残高は780万円ですが、
ご相談者は2000万円の貯蓄があることから、
持家でないことを考慮しても優秀といえるでしょう。
以上のことから、ご相談者は世間一般と比較して
問題点はありませんが、定年時や住宅購入後の貯蓄残高を
おおよそでも見積もっておかれてはいかがでしょうか。
方法は、
「今後の年平均貯蓄額(子供がいない状態で計算)× 定年までの年数 + 退職金 -子供一人にかかる費用(教育費込み)」
以上の結果が退職時の住宅購入前の概算貯蓄残高です。
子供が一人の場合にかかる費用は、
想定されているケース(幼稚園、高校、大学は私立)では
教育費約1200万円(文部科学省データより)
+基本的経費約722万円(内閣府データより)で
約2000万円弱が見込まれます。
そして、定年後に現金で住宅購入した場合、
上記計算額から住宅購入代金を差引くと老後用資金が残ります。
一般的に高齢夫婦の無職世帯では、
毎月の支出は約26万円(総務省データより)かかりますが、
この金額と、ご自身達の年金予想額や貯蓄残高とを比較することで、
老後の収支状況もだいたい予想できるでしょう。
ご相談者が心配されているように、
我々には様々なリスクが待ち構えています。
収支の改善方法は基本的に、
収入の増加、支出の削減、資産運用の効率化です。
将来のリスクに今から備えたいのであれば、
今後のキャッシュフローを見積もって現実を把握したうえで、
パートの是非や、資産運用の方法について
ご夫婦で相談されることをお勧めします。
以上、わずかでも参考となれば幸いです。
山田FP事務所 http://www.yamadafp.com/
山田 聡
評価・お礼
ころろ さん
2011/06/09 23:44
具体的な数字ありがとうございます。教育費はやはりかかりますね。
老後の資金は退職金でと考えていましたが、401Kという制度に変更になり、会社からの年間拠出金×定年までの年数 では今の大卒退職金平均2000万?は夢の額に思えます。運用は難しくてわからないので、リスクの少ない商品を選んでます。
年金支給開始年齢の引き上げも考えられるので不安はありますが、今後のキャッシュフローを見積もってみます。
(現在のポイント:6pt)
この回答の相談
夫34歳 会社員
妻28歳 専業主婦
子ども なし(将来1人希望)
収入
夫 会社員・月給手取り30万・ボーナス年間100万
家計について(月額)
・家賃(賃貸) 8万
・食費… [続きを読む]
ころろさん (北海道/29歳/女性)
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A