対象:住宅・不動産トラブル
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手付放棄による解約とローン特約の性質について
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こんにちは。
さおとめあきこ総合研究所の早乙女明子です。
一般的に、契約をする、ということはキャンセルする可能性を含んで進めるものではありません。
言い換えれば、迷うなら申込を待つ、という方法があるので、契約したら履行、となります。
ローン特約は、買う方を保護する意味合いの深いもので、万が一ローンが通らなかったら、その契約を白紙に戻す、という内容だと思いますが、いかがでしたでしょう。
dk7777さんの場合、二行、ローンが通らなかったのですから、その時点で白紙に戻せた筈です。
問題なのは、ローンが通ったらローン特約は効きませんので、当初の契約が成立することへの理解の部分です。
ローン特約は、ローンが通ったら特約としての意味合いがなくなる、という認識です。二行目が通らなかった時点で契約を解除するならば、ローン特約が生きて白紙解約。
三行目が契約書と同じような条件で通ったならば、その後買うのを辞めるとなると、手付け放棄による解約。これは間違いないと思います。
契約書面に申込銀行や金利が記載されているはずですから、三行目の金利が著しく高い、契約書面の内容と返済年数が大幅に異なる、など条件の変異が新たな条件であれば、話は変わってくると思います。
仕事として契約させたい担当者に、解除出来るかの相談はナンセンスです。解約されたらただ働きになるので、別の意味で頑張る筈。
相手は売るのが仕事で、不動産のプロ。お気持ちはお察ししますが、世の中いろんな方がいるので、まず、上記を踏まえて今一度良くどんな書類にサインしてしまったのかを見直し、内容に照らし合わせて現実を把握なさるところからはじめては如何かと存じます。
一昨年の冬ころから、私のところへも直接この種のご相談が増えました。
その為書籍にこうしたトラブルを回避していただく内容の、買う方の為の指南本のような物を昨年の3月に発行しました。同様の問題を抱える方がとても多いのが現実。
dk7777さんが購入を辞めたくなった理由が、金利の上昇や返済年数の短縮なのでは?と思いますが如何でしょうか。
補足
上記はあくまでも質問の内容からわかり得る範囲での回答となります。実際の契約書や重要事項説明書や特約内容を見ずしての記述となります。
また、販売のスタイルが売主なのか媒介なのかでも異なりますので、あくまでも参考にご一読願います。
評価・お礼
dk7777 さん
2011/04/06 11:54
ご回答ありがとうございます。
やめる理由は金利の違いです。契約書には若干と書かれてますが毎月の支払いが3万弱違うので。
僕からしてみれば若干とは思いません。
当方、初めてのことだったので知識もほとんどなく担当を信用し頼りながらの契約でした。これは反省しています。
ただ、ただ解約させないためにがんばるのと嘘をつくのとは別問題ではないでしょうか?
回答専門家
- 早乙女明子
- ( 東京都 / 経営コンサルタント )
- さおとめあきこ総合研究所 所長
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この回答の相談
新築マンションを契約して手付金を払いました。
しかし1行目のローンに落ちてしまいました。
担当を信用していたので他のローン審査を継続するということになりました。
どこも通らなけれ… [続きを読む]
dk7777さん (埼玉県/35歳/男性)
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