対象:不動産投資・物件管理
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賃料は下落傾向が続いており、早めの対策が必要でしょう
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不動産中心のFP 野口です。
投資不動産は、賃料等の収入がいくらになるかで決まる物件価額(収益還元)(表面利回り)が基本です。これに管理費、修繕積立金、固定資産税、入居管理費(サブリース料)、個別修繕費などの経費を差引いた実質収益で決まる価額(実質利回り)で計算します。
ワンルームマンションは、当初から投資を目的にしていますから、新築時は、年間表面利回り一般的に5.5%~6.5%で価額されています。投資家はこれを最低条件としますから、ユミパパ様の価額はやや高めですね。
築年数が増すに従い、この利回りが高く要求されます。築10年で7~8%、20年で8~10%です。但し、立地条件、内容によって異なります。
賃料は、ユミパパ様の場合は¥80,000~¥83,000でサブリースで75,000になっていると思います。一昨年より、賃料はofficeだけでなく、マンション賃料も下落しており、今年の需要期である2月よりの出だしも低調でした、そこに大震災で更に下落に拍車を掛けています。ユミパパ様のマンションは新築プレミアムがあり(5%)、次回更新時には、7~10%の下落を覚悟したほうが良いでしょう。
税法上の減価償却は、耐用年数47年ですから、建物価額(土地部分除く)の2.1%を減価していきます。約23年で半額になりますが、実際の時価評価は3.0%の減価です。15年で半額とお考えください。当然賃料も基本賃料が変わらないと仮定(デフレが無い)した場合は築年数が増すごとに2%下落と試算します。
これらは、あくまで標準的なもので、地域、管理内容、個別リフォームなどにより異なります。20年~の長期キャシュフローを作成してどう対処するかを早めに決められることをお勧めします。
詳しくは →http://www.iriscon.co.jp
評価・お礼
ユミパパ さん
2011/04/05 00:06
ご回答ありがとうございました。
参考にさせていただき、早めに決断したいと思います。
回答専門家
- 野口 豊一
- ( 神奈川県 / 不動産コンサルタント )
- 代表取締役
不動産の売買、投資をFPの視点よりコンサルタント
独立系のFP、不動産業者とは一線を画し常に第3者の観点からコンサルタント、長年のキャリアと実践て培った経験をを生かします。法律、経済、税務など多角的に論理整然とし、これを実践で生かします。誰にも負けない「誠実性」「洞察力」を発揮します。
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この回答の相談
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ユミパパさん (愛知県/45歳/男性)
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