住宅の購入について

トトロトさんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、
渡辺と申します。

『夫の収入で家計を維持するには、
貯蓄を幾らまで使い、
ローンの借り入れ金をどの程度まで抑えたら良いのか、
いくらくらいまでが無理のない住宅の購入価格なのか
アドバイスいただけたらと思います。』につきまして、

一般的に住宅を購入する場合、
住宅を購入した後からの住宅ローン負担を少しでも軽減するためにも、
頭金として物件価格の２０％相当額＋諸費用分は、
あらかじめ用意してから住宅を購入するようにします。

よって、トトロトさんの場合、
諸費用分も考慮すると、
もう少し貯蓄をした後から、
住宅を購入した方がよろしいと考えます。

また、住宅ローンを組んで家計が圧迫されないようにするためにも、
手取り月収金額に占める住宅ローンの負担割合としては、
２８．０％ほどに収まるように、
住宅ローンを組むようにしていってください。

よって、トトロトさんの場合、
ご主人様の手取り月収金額が２６万円となりますので、
毎月の返済額としては、７３，０００円ほどが目安となります。

尚、物件の購入価格につきましては、
住宅ローンの金利により、
借入金額が異なってしまうため、
一概には申し上げられませんが、
ローン金利３．０％・３５年返済とした場合、
購入可能な物件の価格は、
２，５００万円ほどとなります。

トトロトさんの場合、
年齢も十分に若いので時間に余裕がありますし、
今後のライフイベントとして、お子様も予定していますので、
住宅購入に当たっては、無理のない資金計画を立てるようにしていってください。

以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン　渡辺行雄