対象:マナー
基本は相手を敬う気持ちの表現です
こんにちは、ジャッキーさん。
インタープロスの竹上順子と申します。
慣れない取引先への同行で、不安に思っていらっしゃるジャッキーさんの様子が
伝わってきます。
状況を確認させていただきながらお答えしたいと思います。
まずは最初のケースです。
ジャッキーさんが受付を済ませ、担当の方がお見えになり、応接室(会議室かもしれ
ませんが)までご案内をされたということですね。
受付まではジャッキーさんが上司を先導し案内しますが、担当の方がお見えになったら
案内役は担当の方に変わります。そこから先は、担当の方→上司→部下の順番に
歩き、進みます。
次のケースは、受付に担当の方がお見えにはならなかったというケースですね。
「エレベーターのボタンを押しに走りました」とありますが、別の階に上司とジャッキーさん
が移動されたということでしょうか。
案内の方がいらっしゃらない状態で上司と二人きりで歩くときには、部下であるジャッキー
さんが前を歩き先導するのがマナーです。そのため、エレベーターのボタンを押すのも、
ジャッキーさんです。
別の階で改めて受付をする必要がある場合、そこまではジャッキーさんが案内をします。
受付を済ませ、取引先の方が部屋まで案内してくださるときには案内者→上司→部下
の順番に歩き、部屋には上司が先に入ります。
上司と部下が2人だけのとき(他の会社の方が介在しないとき)は上司に対して敬意を
表現する、会社として取引先と関わるときは上位者である上司が会社の代表として先頭
に立つということです、
担当の方は、ジャッキーさんと上司を1つの会社(団体)として案内するわけですから、
上位者である上司が前を歩きます。
そのため、上司の方はジャッキーさんを制止されたのでしょう。
私の把握とジャッキーさんのおっしゃる状況が異なっていなければよいのですが・・・
補足
また、歩く位置ですが、先導しての案内をするときには左斜め前を歩くのがマナーです。
上司に通路の中央を歩いていただくように気を配ります。
そのとき、上司の左斜め『2~3歩前』を歩きます。
左側とは、下座にあたる位置だからです。もちろん、お客様をご案内するときも同じです。
ただし、左側に美しい風景が見えたり、右側に危険なものが置いてある場合は右側でも
かまいません。
基本にあるのは相手を「敬う」「大切にする」という気持ちの表現です。
マナーの知識を身につけることで新しい仕事への不安も解消されるかと思います。
ぜひ、この機会を前向きに捉え、ジャッキーさんのレベルアップにつなげていただけたらと思います。
回答専門家
- 竹上 順子
- ( 研修講師 )
- 代表取締役
We’ll move into action For you・・・
変化する時代の中にあっても、 不変である“心の豊かさの実感” と“成長できる喜び”を、仕事を通じて実現していきます。先人の教えを現代の求めに応じて変化させ、社名の考え方、双方向(Interactive)繁栄(Prosperity)を実現します。
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この回答の相談
上司と取引先に訪問したときの受付後の動き方を教えてください!
先日、上司ととり引き先を訪問したときに受付を済ませ、担当の人が
受付までいらっしゃったのでついていこうとしたら… [続きを読む]
ジャッキーさん (群馬県/30歳/女性)
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