対象:住宅資金・住宅ローン
回答数: 3件
回答数: 2件
回答数: 4件
西垣戸 重成
不動産コンサルタント
-
中古市場の将来
ヤマウチさんはじめまして。住まいのコンシェルジュの西垣戸 重成と申します。
新築住宅の場合は、検査済証の提出を求められるケースが増えていますが、中古住宅の場合はまだ大きな要素ではありません。
ただ、違法建築(過去には合法だったが、現在の法律では違法にあたる場合もあり)なのか、もしくは検査済証は取らなくても黙認されていた時代の風潮から、取得しなかっただけのものなのかを確認しておきたいところです。
その理由により、将来の売却、建替、増築、リフォーム等を計画される場合に影響がでる可能性があります。
また、今後、中古住宅に於いても良質なストックを目指すとする国の指針から、検査済証の有無も不動産価値としては大きな要素となる可能性は考えられます。
最近、政府の取り組みとして、良質な中古住宅市場の創設なのために、住宅瑕疵担保履行法に基づく「既存住宅売買瑕疵担保責任保険」という制度が創設されています。
この制度は、国の認定機関が、宅建業者が販売する既存住宅の現場審査を実施し、一定の基準をクリア-した住宅であることを条件に、主要構造部分の瑕疵や雨水の侵入を5年間保証するというものです。
このように中古住宅市場にも変化が現われていますので、ひとつの情報としてご紹介させていただきます。以上、ご参考のひとつとなれば幸いです。
(現在のポイント:1pt)
この回答の相談
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A