対象:キャリアプラン
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藤本 梨恵子
研修講師
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専門家の手を借り「自分の人生をどう生きたいのか?」を見つめる
キャリアカウンセリングは、仕事だけでなく、「自分が自分の人生をどう生きたいのか?」について見つめ直すよい機会だと思います。
人生には転機があります。女性なら結婚、出産、育児などで大きくライフスタイルが変わり、それに伴い仕事の仕方も変わってきます。
誰しも確実に年齢を重ねます。だから変化しない人はいません。その変化に伴い、自分の生き方、働き方を効率的に見直すには専門家の手を借りた方が早いと私は考えます。
そんな私が出会ったクライエントさん達の事例の一部です。
■自分では自分の強みを見つけられず、表現できなかった大学生の事例。
この学生さんは、面接で志望動機が上手く言えず、面接官に鼻で笑われてから自信を無くされていました。
しかし、これは、本人の能力の問題ではなく、たんに、自分の強みの棚卸し、企業に合わせた表現法を知らなかっただけです。
「能力ではなく、やり方がわからないだけ。」
私が担当している所の、キャリアカウンセリング時間は1時間と規定があります。
この学生さんとも、1時間の間に、
1. 自分は何が好きなのか?
2. 何ができるのか?
3. どんなことが社会に求められているのか?
この三点を学生本人の過去の経験と擦り合わせながら質問しキャリアカウンセリングを行っていきました。
すると、沢山の強みや経験が本人の口からどんどんとでてきて、表情もみるみる明るく変わっていきました。そして、どうして自分がそれが得意で、その会社に貢献できると思うのかという根拠を自分の過去の体験から話してもらう練習をしました。
例えば、「コンパの席で自分は優しい人間です。」とう自己申告だけ誰も信じない。
「捨て猫をみるとほっておけず、連れ帰ってしまうので、今では家に10匹も猫がいます。だから自分は優しい人間だと思う。」といえば、優しいとういう根拠が説明できる。
相手に自分の良さをわかってもらうとう点ではコンパも面接も同様と、大学生でもわかる例を挙げながら、面接に望むためのスキルと本質をお伝えしました。
その結果、彼は学校での自己分析以上にいろいろなことが腑に落ちたのか、やる気をみなぎらせ、自信を持って面接にチャレンジしました。
その後、見事内定を勝ち取り、彼からの紹介で、多くの学生がキャリアカウンセリングを受けにきました。
補足
■長いブランクがある主婦の方のケース
結婚後、専業主婦として何年も過ごし、子供の手も離れたので就職したいが、なかなか面接などに行く勇気がでないというご相談。
仕事を離れてからのブランクが長いと社会にでるのに随分と勇気がいるという人は意外と多いもの。
今回のケースもそうでした。そこで、
1.1回で決まる。短期間できまるという幻想を捨てる。
2.落ちても落ち込まない。
3.まずは、数多く面接に行くことに集中する。
ということをアドバイスしました。バブル時代に就職されていた方は、仕事は面接に行けば、スグ決まるものだと思っている方が多いのですが、現在では事情が異なります。
簡単に決まると思っていては、不採用だったときの落ち込み方も大きく、次に面接にいくモチベーションが下がってしまいます。
この方も、1度ダメだったことに自信を失い、次の一歩がなかなか出ない状況でした。
そこで、「分母が増えなければ、分子が増えない」面接に行く数が増えなければ、採用率も増えないとういことをお伝えし、とにかく前向きに数多くの面接にいっていただくことに集中していただきました。
その結果、落ちてあたりまえという気持ちでどんどん行動することで、このクライエントさんは早期に就職することに成功されました。
キャリアプランや実際にどのように就職するかは、その人のおかれている状況によって、大きく変化します。
自分では迷うこと、なかなか行動に移すことができないことも、専門家の手助けがあれば、早期に解決することもあります。
キャリアカウンセリングは派遣会社等で自社の登録スタッフや新卒者の学生には無料で行っているところもありますので、まずは、一度、足を運ばれてご相談されてはいかがでしょうか?
◎藤本梨恵子にキャリアカウンセリングやキャリアの研修を頼むなら
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転職をするか、今の会社に残るか迷っています。キャリアカウンセリングを受けることで、キャリアの方向性を定めることができると聞いたのですが、相談をする決心がつきません… [続きを読む]
All About ProFileさん
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