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辻 良史
筑波大学発ベンチャー(株)サイバー・ヨガ研究所 代表取締役
東京都
博士(体育科学)

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対象:ヨガ・ピラティス

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ヨガの10年史 - 10年前と今 -

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美脳

私がヨガと出会ったのは、1999年のことです。



きっかけは、リラクセーションの研究をしているうちに、呼吸法が効果的だということを知ったからです。



呼吸法は、ヨガが一番豊富であり、そこからまたヨガには様々な種類があることを知りました。



その当時は、本屋さんにはヨガの本はまず置いてありませんでした。



今では考えられないですね。



そして、2000年を過ぎたあたりから、海外のハリウッドセレブたちがヨガに取り組み出したことが少しずつニュースになってきました。



今のヨガブームを引き起こしたのは、おそらくマドンナでしょうね。



彼女は、「アシュタンガ・ヨガ」を熱心に取り組んでいました。


※本来、「アシュタンガ・ヨガ」とは、八支道という意味で、伝統的なヨガのことを指し、今流行りのアシュタンガ・ヨガとは別物です。



その「アシュタンガ・ヨガ」をよりフィットネスよりにしたものが「パワー・ヨガ」でした。



当時、海外では、この「パワー・ヨガ」が物凄く人気でした。



そのときに、私は、今後は精神的な要素を兼ね備えたこういうフィットネスみたいなものが流行ってくるだろうなと友人に話しましたが、


そんな宗教みたいなものが流行るわけないと言われました。



それが今からちょうど10年ほど前のことでしょうか。

 

そのことに対しては、友人にはいつも謝られます(笑)



友人だけでなく、その当時、これからヨガが流行るといっても誰も聞く耳を持ってくれませんでした。



それは仕方のないことでした。



とある宗教団体が引き起こした事件が起きてからまだ5年ほどしか経っていなかったからです。



当時は、ヨガ教室というだけで、警察のチェックが入るくらい、国内のヨガ環境は決してよくなく、世間からの目も冷たいものでした。



今、第一線で活躍されている先生方は、その当時からヨガに取り組まれている方々です。



皆さんとても苦労されていると思います。



それでもここまで続いてこれたのは、ヨガが好きなことと、ヨガで培われたブレない心のおかげだと思います。



伝統的なもの、フィットネス色の強いもの、様々なヨガがあり、


伝統的なヨガの先生からすれば、今流行りのヨガは本来のヨガではないとお怒りになるでしょうし、


一方では、昔からあるヨガは宗教っぽいイメージがつきまとうのかもしれません。



まあ、確かに、本来のヨガと今流行りのスタジオ系のヨガは全く異なるものだといえます。



しかし、本格的にヨガを実践してみたいと思う方々は、結局、インドに渡ったり、自分なりにヨガを勉強し、追求していきますから、


深いヨガの世界の導入部分としては問題はないのではないでしょうか?


ヨガの雑誌も、つい最近までは、フィットネス色が強かったのが、現在は、精神的な要素や魂について触れたものが増えてきました。

 

そういったものに興味を持つようになるのは、人間の本能なのでしょうね。



実際、今、若い女性を中心に、昔のヨガの経典である「ヨーガ・スートラ」や「カタ・ウパニシャッド」の講習会が賑わっているそうです。



ヨガが誕生してから約4500年が経ちますが、現在まで途絶えることなく、引き継がれてきたのは、


いつの時代もヨガが必要とされてきたからなのでしょうね。

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