おはようございます、競技用のやつですね。
昨日からの続き、行動におけるスピード感について。
スピードを重視する場合、どうしたって負ける場合が
出てくることが予想されます。
ダラダラと延長戦を繰り返すことでいずれは勝利が
見える可能性もあり得るからです。
速度の重視は、ある意味で「早めの負け確定」を
促すことにもつながりそうです。
しかし、孫子の時代における戦いというものは、
一回の勝敗で全てが決するような類のものでは
ありませんでした。
すぱっと負けを認め、改めて出直す方が
ダラダラと続けて勝利を拾うよりも結果的には
優れている可能性があるということです。
ここら辺、事業経営においても大変に納得がいきます。
実はすぱっとあきらめて、注力すべき分野に資力を
集中させた方が良いのでは?というケースです。
所謂「選択と集中」と呼ばれる用語ですね。
まず大前提として、一度の失敗程度で死なないような
戦いを心がけたいものです。
その上で、現在の行動から敗北を認めるべきものを
選択することも大事な事業経営の一環です。
この項、明日に続く。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
044-829-2137
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