昨日からの続き、なぜやらないことを決める事が大切なのか。
税理士業を例に取ってみます。
最近では大手税理士法人の数が増えてきました。
そういった事務所では
・豊富な職員
・潤沢な資金源
・圧倒的な顧客数
こういったものを武器に、業界内で勢力を伸ばすことを目指しています。
彼らは税務や会計に絡みそうなあらゆるものに手を伸ばします。
・企業合併
・大資産家の相続対策
・海外取引税務
・複雑な金融商品に関する会計処理
では、それに対して私のような個人経営の税理士はどうすべきでしょうか?
私も大手税理士法人のように、あらゆる分野の勉強をすべきなのでしょうか?
はっきり言えば、そのやり方は無駄です。
大手税理士法人のやり方は、上記のような豊富な経営資源があるという
前提において成立するものです。
私がそのまねごとをした所で、何もかもが中途半端になってお終いです。
繰り返しになりますが、大手の真似はしてはいけないのです。
この項、明日に続く。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
044-829-2137
「経営」のコラム
贅沢を自覚することがどれだけ重要か(2024/04/28 08:04)
ある程度の結果が出てしまった場合が多い(2024/04/27 08:04)
パターン2:社長が事業資金を生活費で使い込んでいた(2024/04/26 08:04)
パターン1:社長が生活費を仕事に注ぎ込んでいた(2024/04/25 08:04)
倒産企業の特徴は大きく二分される(2024/04/24 08:04)