昨日からの続き、今日は収入という言葉について考えてみます。
収入の意味は至ってシンプルで
お金が入ってくること
これが全てであり、これをどのように増やすかが企業経営の最重要ポイントです。
GMでもリーマンでも、結局のところ収入が少なくなったから潰れたのです。
では、事業活動においてお金が入ってくるものとはどんなものがあるでしょう?
ここでは大きく二つのものを挙げてみます。
・売上代金を回収する
・新しい借入を起こす
どちらもお金が入ってくるという意味で、収入に該当します。
ですが、借入に頼った収入増はあまり好ましくない、という話は少し前にしました。
その理由は明日説明する支出に影響するからです。
ここで捉えておきたいことは「売上では収益が計上されるけど、借入では
収益が計上されない」という当たり前のことです。
何を当り前のことを、といわれそうですが、まず押さえておきたいことです。
それと
売上の計上と代金の回収は別の行程である
ということもよく認識しておく必要があります。
売上の計上が収益の計上であり、売上代金の回収が収入の計上です。
収益と収入という言葉の違いを、しっかりと認識しておいて下さい。
この項、明日に続く。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
044-829-2137
「経営」のコラム
気持ちよく、いきましょう(2021/01/11 07:01)
福利厚生、うまく使えればものすごく便利(2021/01/10 07:01)
生活費の事業経費化が可能ということ(やりすぎ注意)(2021/01/09 07:01)
福利厚生策の活用(2021/01/08 07:01)
結局、自分の希望する暮らしぶりに話が戻る(2021/01/07 07:01)