おはようございます、今日は都市景観の日です。
我が家の近隣も、ここ数年で大きく風景が変わりました。
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
借金の有効性について、総論ではなく借りる人の個別的資質が問題である点に触れました。
大前提として、借金と上手く付き合っていくためには、借金の役割について大前提を知る必要があります。
借金というのは「時間を取得するために必要なもの」です。
・手元にお金が足りないので、借金をして、とりあえず時間稼ぎをする
・お金が貯まるまで設備投資ができないと仕事にならないので、借金をして設備投資を行い、事業を盛り上げる
どちらの事例でも、借金をすることで時間という最重要項目をやり繰りしています。
ちなみにキリスト教では、だいぶ昔は利息のやり取りが禁じられていたのだとか。
時間は人間のものではなく神のもの。
利息は神のものである時間をやり繰りして発生しているので、認められない、という考え方です。
この利息に対する昔の人の考え方は、借金と時間の関係について、非常に的を得ているものと考えられます。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
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