お金としてすぐに使えない、というデメリット - 会計・経理全般 - 専門家プロファイル

高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
税理士
044-829-2137
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。
専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

お金としてすぐに使えない、というデメリット

- good

  1. 法人・ビジネス
  2. 会計・経理
  3. 会計・経理全般
経営 経営実践

おはようございます、今日はドレミの日です。
音階だけでなく、リズムについてもなにか語りやすい言葉があればな、と考えています。


自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
分散投資としてのiDeCoについて、資金拘束性というデメリットについて触れています。


iDeCoは年金の拡充制度であり、一度拠出した掛け金は、基本的に高齢者になるまで受け取ることができません。
つまり、若い頃から積立を開始したとして、実際に受け取ることができるのは、数十年経過してからということになります。


iDeCoのメリットについて解説する際
「長期分散投資の仕組みなので、若い時から始めた方が、メリット全体が大きくなる」
このように説明されることが多々あります。
それ自体は間違っていないのですが、その反面として


「長い時間、お金が自由に使えない状態になるので、その分、他の選択肢にお金を投じる可能性が奪われる」


こういった文脈が存在するということは、きちんと確認しておく必要があります。
特に若年層であるほど、お金の持つ可能性は大きいものです。
留学や資格取得、起業等々、手元資金が多いほうが可能性が広がることは、忘れてはいけません。


いつもお読みいただき、ありがとうございます。

カテゴリ このコラムの執筆専門家

(税理士)
高橋昌也税理士・FP事務所 税理士

「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します

節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。

044-829-2137
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。

カテゴリ 「経営」のコラム

事業と地域特性(2024/09/25 08:09)

このコラムに類似したコラム

余裕資金で取り組むことの重要性 高橋 昌也 - 税理士(2023/06/25 08:00)

iDeCoの明確なデメリットを認識する 高橋 昌也 - 税理士(2023/06/23 08:00)

もうひとつの非課税商品 NISA 高橋 昌也 - 税理士(2023/07/13 08:00)

iDeCoのデメリットについて考えてみる 高橋 昌也 - 税理士(2023/07/12 08:00)

3~40代くらいで取り組み始めている人が多い 高橋 昌也 - 税理士(2023/07/11 08:00)