おはようございます、今日はドレミの日です。
音階だけでなく、リズムについてもなにか語りやすい言葉があればな、と考えています。
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
分散投資としてのiDeCoについて、資金拘束性というデメリットについて触れています。
iDeCoは年金の拡充制度であり、一度拠出した掛け金は、基本的に高齢者になるまで受け取ることができません。
つまり、若い頃から積立を開始したとして、実際に受け取ることができるのは、数十年経過してからということになります。
iDeCoのメリットについて解説する際
「長期分散投資の仕組みなので、若い時から始めた方が、メリット全体が大きくなる」
このように説明されることが多々あります。
それ自体は間違っていないのですが、その反面として
「長い時間、お金が自由に使えない状態になるので、その分、他の選択肢にお金を投じる可能性が奪われる」
こういった文脈が存在するということは、きちんと確認しておく必要があります。
特に若年層であるほど、お金の持つ可能性は大きいものです。
留学や資格取得、起業等々、手元資金が多いほうが可能性が広がることは、忘れてはいけません。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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