おはようございます、今日は2002年Wカップの開始日とのことです。
あれ、もう20年前か~
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
動画配信もはじめました!!
非親族の後継者に対して、遺贈で株式を渡す手法の問題点を確認しています。
遺贈は先代が死亡した時点でで効果を発揮しますので、それまで後継者の手元には、
株式が移動してこないことを意味します。
株式が手元にないまま小さな会社の経営をすることは、想像以上に困難を伴います。
何をするにしても、株主の意向を常に気にしていなければならないストレス。
中小零細企業にとって最大の持ち味である「小回り」「スピード感」も、
株主に対する配慮が原因で大きく制限されがちです。
また親族同士と比較し、非親族というのはどうしたって信頼関係の醸成も難しいです。
「ほんとうに先代は、私に株式をくれるつもりなのかね・・・」
そんな疑念を抱きながら事業を続けるのは、非親族の後継者にとって大きな負担となります。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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