おはようございます、今日はみつばちの日です。
そばみつが結構好きです。
税理士選びについてお話をしています。
想定される利害関係者が増えてくると、会計にも影響が出てくることに触れました。
上場企業には、非常に高度な情報開示の義務があります。
とくに時価情報の提示は非常に困難で、ここにどう対応するかで企業価値も大きく左右されます。
このときに求められる会計上の精度は、税務における精度とは趣きがそうとう異なります。
税理士はあくまでも税務の専門家が本分です。
従って、求められる会計の制度も、やはり税務会計に関する考え方が基本です。
一方で、株式市場等で求められる会計は「企業価値の適切な算定」が目的です。
両者は会計という仕組みでは同一でも、その深さや幅は大きく異なります。
大概の税理士は「中小企業の会計が問題なく処理できる技術」は有しています。
その一方で「上場を目指したいような企業」の会計は、それほど詳しくありません。
ですので、いずれ上場を目指したいような企業の場合には、依頼できる税理士も限られてきます。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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