おはようございます、今日は世界手洗いの日です。
手洗いと言えば、ゼンメルワイスですかね。
所得税の基礎についてお話をしています。
超過累進税率について解説を始めました。
超過累進税率とは「課税対象が高額であればあるほど税率があがる」という仕組みです。
所得税や相続税などでこの仕組みが採用されています。
(法人税も少しだけ適用)
ただ、この制度については、誤解も蔓延しています。
例えばこんな感じです。(ここで設定している金額や税率は仮のものです)
・500万円までの税率は20%で、500万円を超えると30%になる。
・じゃぁ所得が501万円になったら、途端に税金が跳ね上がるんでしょ?
・なら、儲けは500万円までに押さえておいた方が得なんだ!
こういった質問を、いままでにも何度となく受けてきました。
この質問は超過累進税率を勘違いしている人の典型例です。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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