おはようございます、今日は世界観光の日です。
最近では観光公害も問題になってきました。
所得税の基礎についてお話をしています。
医療費控除の大原則は「家族内で所得が高い人に集中させること」です。
毎年、確定申告の時期に担当する無料相談等でも、この点を間違っている方が結構いらっしゃいます。
ご高齢のご夫婦二人で、夫婦それぞれに医療費を合計して控除を受けようとしているのです。
お二人の所得が同程度であれば、所得控除の効果は変わらないかもしれません。
しかし、くどいようですが所得控除は「所得が高い人」の方が効果が高いのです。
そして医療費控除には、10万円の足切り限度額があります。
二人に分散すれば、足切りも2倍、20万円が限度額になってしまいます。
家族内で分散させて所得控除を適用することは、非効率です。
特に医療費控除は、上述の足切り額もあるので、絶対に家族内でまとめて適用するようにしましょう。
・・・まぁ、その大前提として「家族仲がそれなりに良いこと」も必要なのですが・・・
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
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節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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