おはようございます、今日は有料駐車場の日です。
最近はすぐに建売住宅が建ってしまうので、使っていたところがなくなる例が多いですね。
資金繰りについてお話をしています。
借り換えの依存性について説明をしました。
繰り返しの借り換えで起こるのは、次のような状態(症状)です。
・そもそもなんでお金を借りたのか、当初の目的を忘れていることが多い(過去)
・なぜ手元にお金が残らないのか、現状を把握することができない(現在)
・なにを改善すればよいのか、検討をすることを放棄する(未来)
どのような借入も、最初は意図をもって行われることがほとんどです。
人を雇うので人件費を確保したい、設備投資にお金がいる・・・
そうやって借りたお金で成果を出せていれば良かったのだが、そんなに簡単ではなかった。
なので借り換えを駆使して時間稼ぎを始めた・・・はずだったのではないかなぁ?という感じです。
そしてそんな状態が長く続くと、もはや最初のきっかけは思い出すことすらできない。
ともかくなんでかわからないけど手元にお金が残らない。
自分が何にどれくらいのお金を使っているのか、冷静に分析をすることもできない。
そして「また借り換えればなんとかなるでしょ」と現状維持バイアスが働く。
結果、業務改善は進まない。
そうこうしているうちに、状況は悪化し続け、最後は抱えきれなくなって・・・
一度や二度程度であれば良いのですが、借り換えも何度か続くと「なんだかよくわからない」状況になるのが多いです。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
「経営」のコラム
気持ちよく、いきましょう(2021/01/11 07:01)
福利厚生、うまく使えればものすごく便利(2021/01/10 07:01)
生活費の事業経費化が可能ということ(やりすぎ注意)(2021/01/09 07:01)
福利厚生策の活用(2021/01/08 07:01)
結局、自分の希望する暮らしぶりに話が戻る(2021/01/07 07:01)
このコラムに類似したコラム
大概、私生活も乱れてます 高橋 昌也 - 税理士(2019/01/27 07:00)
麻薬みたいなもんです 高橋 昌也 - 税理士(2019/01/25 07:00)
目の前の資金繰りを明瞭に把握していること 高橋 昌也 - 税理士(2020/05/22 07:00)
利息は安心料、と捉えてみる 高橋 昌也 - 税理士(2020/04/26 07:00)
商売と借金 高橋 昌也 - 税理士(2020/04/01 07:00)