おはようございます、今日はカレーうどんの日です。
恐怖の感染力。
粉飾についてお話をしています。
子会社の株式など、評価が難しい有価証券について簡単に紹介をしています。
単純に「市場でやり取りされている価格」で評価をできるなら苦労はありません。
しかし、子会社株式等の中には、そもそもが非上場株式だったり、買収時に非上場になっていることも珍しくありません。
非上場株式の評価というのは、会計や税務の中でもかなり難しい部類のお話だったりします。
まして、これが海外ともなると話は更に複雑です。
国が異なれば、商習慣や市場の成熟度、技術水準まで大きく異なります。
また政治はともかく宗教まで含めると、事業の評価はとんでもなく難しくなってきます。
くどくどと背景を説明してきましたが、ここから何が言えるのかというと
・「A社が保有しているB子会社株式には、そんな価値はない!!」と断言することの難しさ
そのB社株式に帳面相当額の価値があるのか、ないのかの判断は本当に難しい作業なのです。
そして、大手企業の中にはその難しさを悪用するものがいるわけです。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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