地震大国の日本において「地盤調査」と「地盤補強」は重要です。
地盤補強には「地盤改良」と「杭工事」などがありますが、支持層へ建物を緊結させる意味合いでは「杭工事」が安心ですね。
大規模建築には「場所打ちコンクリート杭」が主流ですが、住宅規模では「鋼管杭」が主流です。
先日も杭工事の監理へ行ってまいりました。
一時期、杭データの偽装問題がニュースになりましたが、
設置震度(支持層へ届いているか)
杭芯ズレ(100mmを超える場合は基礎の偏心補強)
溶接不良の有無の確認(染色浸透深傷試験などの実施)
などを施工時にチェックしていれば早い対応が可能です。
施工会社さんから施工計画書が提出されていれば、工事の流れの意思疎通ができるのでより安心ですね♪
このコラムの執筆専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
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