うつ病の休職(1) - 心の病気・カウンセリング - 専門家プロファイル

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閲覧数順 2024年04月26日更新

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前回までは、うつ病の経過と回復の過程をご説明いたしました。とにかく焦らないでゆっくり休むこと第一です。うつ病の療養は特に何かをしたら直ぐ治るというものではありません。それまでのストレスフルな仕事や生活から離れ、心穏やかに過ごすことが大事なのです。と言われても、具体的にどうしたら良いのか困ってしまう方もいらっしゃることでしょう。そこで、今回はうつ病の療養の仕方について詳しくご説明したいと思います。

朝は早起きする
理想的には、日の出の時間です。人間の身体は太陽の光で一日のリズムが作られます(サーカディアン・リズム)特に朝日を浴びることで頭も体も目が覚めます。専門的に言うと、動物というのは光を眼球の網膜を通して感じ、脳の視床下部にある視交叉上核を刺激させて一日のリズムをリセットしています。毎日24時間の規則正しい体内時計を働かせるためには、朝日を浴びることが必要なわけです。

しかし、うつ病の患者さんの多くに、早朝覚醒・起床困難を訴えられる方が大勢いらっしゃいます。これについては早起きを「努力目標」としてはいかがでしょう。朝早く一旦、起きて顔を洗い、歯を磨き、朝日を浴びる、どうしても眠かったり、怠かったりするならば、もう一度、寝るのも仕方ありません。とにかく、朝一度、目を覚まし起きること望まれるのです。(続く)

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